28日時点,標記感染症の当地感染例は香港8例,マカオ7例です。28日,香港政府は,一部政府職員を2月2日まで在宅勤務とし、民間企業も可能な限り在宅勤務を考慮するよう要請したほか,30日から中国香港間の鉄道やフェリーの運行を停止するなどの対応措置を発表しました。
1 28日時点,新型コロナウイルスによる感染症の当地感染例は,香港8例,マカオ7例です。
2 28日午後,キャリー・ラム行政長官は記者会見し、新型コロナウイルス感染症への今後の対応につき以下の通り発表しました。
(1)緊急業務,市民サービスを除く部署の政府職員を2月2日まで在宅勤務とする。
(2)民間の雇用主に対して,感染拡大防止のため,緊急及び必要な業務以外の職員は自宅での勤務を考慮するよう要請する。
(3)1月30日から,中国香港間の高速鉄道,城際直通車,越境フェリーの運行停止。文錦渡及び沙頭角出入境ポイントの閉鎖。航空便は半減,港珠澳大橋バスなど越境バスの運行も削減する。
(4)中国本土から帰還した香港市民にはマスク着用及び14日間の自主隔離を求める。
(5)交通機関の利用時にはマスク着用を奨励する。
(6)中国湖北省に滞在する香港市民の帰還や中国からの個人旅行の停止にも言及。また,新型コロナウイルス感染症でなかった場合の医療費の扱いにも言及。
3 香港・マカオの在留邦人や旅行者の方におかれては,情報収集に努めるとともに,外出される際にはマスクの着用,石けんでの手洗いなど衛生管理を励行して下さい。万一,感染,発熱等の疑いがある場合には直ちに医療機関に受診して下さい。
4 また、中国に出かけられる場合、外務省の感染症危険情報や管轄の日本大使館・総領事館のホームページを確認して下さい。(例えば広東省に出かけられる場合、同省は公共の場でのマスク着用を求めています。)
参考サイト
●香港政府衛生署衛生防護センター(CHP):新型コロナウイルスによる感染症について
www.chp.gov.hk/en/features/102465.html
●マカオ特別行政区衛生局
https://www.ssm.gov.mo/portal/
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
●外務省海外安全ホームページ
●在中国日本国大使館
https://www.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
●在広州日本国総領事館
https://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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