新型コロナ・ウイルスの感染症症例が複数の国・地域から報告されています。
1 イラン保健省は、現在までイラン国内での患者は確認されていない旨発表したと報じられています(1月25日付)。一方、イマーム・ホメイニ国際空港他、イラン国内の国際空港では、中国から到着した乗客全員に対し、センサーによる体温チェック等を実施、他の国からの入国者についても、発熱。咳等の症状のある乗客に対しては、問診、要すれば診察を行っています。
2 26日現在の全世界における感染者は2000件を超え、約60名の死亡者(中国本土のみ)が確認されている旨報じられています。中国以外の感染症例としては、タイ、韓国、米国、台湾やシンガポール等複数の各国政府当局等から、感染症例が報告されています。また、日本においても3例が確認されています(出展:厚生労働省ホームページ)。
3 以上を踏まえ日本外務省は、中国湖北省全域(武漢含む)の感染症危険レベルを3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))、その他中国全土の感染症危険レベルを1(十分注意してください)と、以下のとおり渡航情報を発出しておりますので、渡航に際しては十分注意してください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2020T014.html#ad-image-0
4 コロナ・ウイルスの典型的な症状として「熱、咳、息切れ」を挙げています。これらの症状があり,感染が疑われる場合は早めに医療機関にて受診してください。また、予防措置として、各国の保健当局は以下を挙げています。
(1)石けんを使用した手洗い(水が利用できない場合はアルコール除菌液でも可)
(2)洗っていない手で目、鼻、口を触らない
(3)症状のある人との至近距離での接触を避ける
(4)症状があるときは外出しない
(5)咳やくしゃみをする際は、ティッシュ、ハンカチ等で口鼻を覆う
(6)多くの人が触った物はこまめに拭く、又は消毒する
5 新型コロナウイルスの発症状況は流動的であることから、引き続き最新情報の入手に努めてください。
6 関連サイト
(1)厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(2)国立感染症研究所ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/
(3)外務省 海外安全ホームページ
【広域情報】新型コロナ・ウィルスに関する注意喚起(その2)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html
7 連絡先及び問合せ先
在イラン日本国大使館 領事班
電話:+98-021-22660710(代表)
FAX :+98-021-22660746
e-mail: consular@th.mofa.go.jp
HP: http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html
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