米・イラン関係の緊張について(第2報)

●米国によるイラン革命ガード司令官の殺害に対し,引き続き,緊張の高まりが懸念されます。

●もし,ミサイル及びドローン攻撃が発生した際に取るべき行動について記載します。

1 5日,在サウジ米国大使館は,ホームページ上にセキュリティアラート(第2報)を発出しました。

  第2報では3日に発出された第1報に加え,ミサイル及びドローン攻撃の危険性が高く,注意を要する具体的な場所として,「東部州及びイエメン国境付近の軍事施設,石油・ガス関連施設及び重要なインフラ施設」とし,その近くに居住して働いている米国民に対しリスクが高まっていると注意喚起しています。

https://sa.usembassy.gov/security-alert-u-s-mission-saudi-arabia-january-5-2020/

2 上記在サウジ米国大使館のアラートでも記載されていますが,ミサイル及びドローン攻撃に遭遇した場合の取るべき行動について,以下に記載します。

(1)大きな爆発音若しくはサイレンが作動した場合は,すぐに避難場所を探してください。

(2)家屋若しくは建物の中にいる場合は,窓や外部との隙間が最も少ない最下層,できれば地下へ移動してください。ドアを閉め,窓や開いている場所から離れ,内壁の近くに座ってください。

(3)屋外にいる場合は,すぐに硬い建築物の中で避難場所を探してください。それが不可能な場合は,身を伏せて頭を手で覆ってください。

(4)ミサイル若しくはドローンが撃墜された場合でも,落下してくる破片には重大な危険があることに注意してください。

(5)攻撃後,破片には近づかないでください。付近に警察等の治安関係者がいる場合は,指示に従って避難してください。

3 引き続き,米国権益等上記施設へ近づくことは可能な限り避ける等,安全確保に十分ご注意願います。

【問合せ先】

サウジアラビア日本国大使館

TEL:011-488-1100

FAX:011-488-0189

ホームページ:https://www.ksa.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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(了)