【在ガーナ日本国大使館領事メール】安全情報(外国人誘拐事件)

安全情報(外国人誘拐事件)

4月18日,アクラ市ラボネ地区にて発生した外国人への誘拐事件について

在留邦人の皆様には,日頃から当館の業務につきご理解,ご協力いただきありがとうございます。

1 4月18日,アクラ市ラボネ地区にて発生した外国人への誘拐事件について,以下の報道がなされました。被害者(エストニア名誉総領事(レバノン人))は午前7時頃に散歩をしていたところ,通りかかった車両に乗った犯人に銃を突きつけられて誘拐された。身代金目的の誘拐であった。午前8時頃,警察が誘拐犯のアジトを突き止めたが,突入した際,犯人であるナイジェリア人3人組は逃走した。被害者は無事に警察に保護されたが,これら犯人は現在も逃亡中。

(参考記事)

https://www.ghanaweb.com/GhanaHomePage/NewsArchive/Police-on-manhunt-for-Nigerians-who-kidnapped-Estonian-Consular-740135#

2 在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては,以下を参考にしつつ、誘拐に対する心構えをもって行動するように心掛けてください。

(1)出勤時や外出時には必ず家の付近の駐車車両や歩行者などをチェックし,普段と変わったところがないか注意してください。

(2)運転中でも,後方に尾行する車がいないか注意してください。

(3)特定のルートは避け,日により通勤・通学経路を変えることも有効な手段になります。

(4)通勤・通学経路やよく利用するルートについては警察や軍施設,政府機関の所在地を頭に入れ二つ以上のルートを確保してください。また,一方通行や人通りの少ない脇道は避け,交通量の多い大通りを選び,不審車に尾行されていると感じたときは,最寄りの大きなホテルや大通り沿いの店等の安全な場所に避難してください。

(5)児童・生徒の学校等への送迎の際には,父母が付き添うようにしてください。

(6)誘拐目的としては一般的に「誘拐の目的を満足させる者」,「接近が容易である者」,「特定の時間,特定の場所にいることが予測可能な者」,「防御態勢が弱い者」を狙ってくる可能性が高いので,「目立たない」,「用心を怠らない」,「行動を予知されない」といった狙われにくくする必要があります。

3 万一,事件・事故等に巻き込まれた場合,下記までご連絡ください。

以上

平成31年4月23日

在ガーナ日本国大使館 領事班

Dr. Hideyo Noguchi Street, West Cantonments,Accra

P.O.Box GP1637, Accra

Phone: 030-2765060 Fax: 030-2762553

開館時間外 Phone: 024-242-6105