最近,交通警察(Transit)より交通規則違反等で注意を受けた在留邦人が、規定額を超えた高額な反則金を現場で要求されるケースや,賄賂を要求されるケースが散見されますので以下のとおりご注意ください。
1.概要
(1)最近,交通警察(Transit)より,交通規則違反等で注意を受けた在留邦人が、違反切符等を提示されること無く,反則金の規定額を大幅に超えた高額な反則金を現場で要求されるケースや,違反を無効とする代わりに多額の賄賂を要求されるケースが散見されます。
(2)一部の場合を除いて,交通警察が違反者から現場で反則金を徴収することはないため,以下の点につきご注意下さい。
なお,レオン市における主な交通規則違反項目と今年1月から改定された各反則金額をレオン市交通警察より聴取したものを参考までに当館ホームページに掲載しましたのでご活用下さい。
※各都市により規則や反則金内容が異なりますのでご注意ください。
※本年2月時点での反則金額です。毎年改訂されますのでご注意下さい。
★アドレスを添付
https://www.leon.mx.emb-japan.go.jp/files/000450629.pdf
2.注意点
(1)一部の場合を除き(現場でのカード決済等),原則,交通警察が現場で反則金を徴収することはありません。銀行振り込み又は,近隣の警察オフィス等での支払を指示されるのが通常です。
(2)もし,反則金をその場で要求された場合は,必ず警察官から違反内容が記載された違反切符の提示を求めて下さい。
(3)市内では,交通規則違反をした場合,要求する反則金が違反者から支払われる迄の担保として,交通警察より以下のいずれか1つが現場で押収されますので,抵抗すること無く交通警察の指示に従うことをお勧めします。これらは反則金が支払われれば返却されます。
・交通許可証(Tarjeta de circlacion)
・運転免許証
・ナンバープレート
(4)交通警察より違反切符を提示されることなく,高額な反則金の支払いを強要されたり,違反を無効とする代わりに賄賂を強要された場合は,先ず,その警察官の身分証の提示を求めること。また,車両番号又は車体番号(車両側面に記載),可能であれば氏名を控えて「088」又は「ジャパンデスク(日本語・英語対応 01(800)976-7486)」に通報して,事情を説明して下さい。
(5)なお,脅迫まがいな言動で脅されて現金を搾取されるような対応を受けた場合は,後日,(4)で得た情報を持って,検察局へ「被害届け(Denunnciar)」を提出することをお勧め致します。
(6)「被害届(Denunnciar)」を提出した際は、当館に「被害届番号(no.Carpeta)」と事件概要をご通知下さい。
(7)日本とメキシコでは,交通規則や交通マナーも違います。現地の交通規則を良く理解して,安全運転を心掛け下さい。
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(問い合わせ先)
在レオン日本国総領事館
Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9, Col. Los Gavilanes, Leon, Guanajuato
Tel +52(477)343-4800
Fax +52(477)764-0603(領事班)
Email ryojibu@lo.mofa.go.jp
★外務省海外安全ホームページでは,海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので,皆様の海外安全対策にお役立てください。
<海外安全虎の巻>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/tora_2018.pdf
<海外赴任者のための安全対策小読本>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/pamph_08.pdf
<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/pamph_04.pdf
★万が一,犯罪被害に遭われた際は,当館領事班までご連絡ください。
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