侵入窃盗事件,短時間誘拐事件の連続発生に関する注意喚起

・2月以降,カラカス首都圏チャカオ市周辺において,不在時のマンションを狙った侵入窃盗事件,及び徒歩で通行中の人を狙った短時間誘拐事件(逮捕監禁及び恐喝事件)が連続発生しています。

・経済状況の悪化から,チャカオ市周辺の治安も急速に悪化していますので,下記情報をご参照頂き,注意をお願いします。

安全情報No.3/2018

ベネズエラにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

ベネズエラ日本国大使館

侵入窃盗事件】

1 発生時間帯

  深夜または夜明け

2 発生場所

  チャカオ市内の高層階マンション(6階以上の部屋が被害に遭った事件もあり)

3 侵入手口

  目立たない服装をした犯人が,配管や壁の突起物を利用し,壁をよじ登って施錠されていない窓等から侵入。侵入後は,手提げ金庫,貴金属等を奪い逃走。武装の有無は不明。

4 その他

(1)3階以上の施錠されていない部屋を中心に襲われています。住居人が就寝中に侵入される場合もあり,寝室以外等が狙われたケースもあります。

(2)アルタミラ地区で犯行に及んでいた犯人が逮捕されたとの情報もありますが,逮捕された犯人が,警察の留置場に空きがない理由等で,直ぐに釈放されるケースが相次いでおり,再犯または模倣犯の出現の可能性もあります。

【短時間誘拐事件】

1 発生時間帯

  午前5時〜午前7時頃

2 発生場所

  チャカオ市全域。人通りの少ない地区。

3 被害手口

  徒歩で通行中,車に乗車した複数の犯人に拉致され,所持金及び自宅等に連行され現金(米ドル)を奪われています。

4 その他の特徴

(1)犯人グループは,複数存在し,集団の中には,15歳〜18歳の少年も含まれる。

(2)人通りの少ない土・日曜日にも犯行に及ぶ。

(3)女性・子供も誘拐の対象としている。

(4)身代金は,300米ドル〜500米ドル等の現金を要求する。

(5)米ドルを所持している中国人等,アジア系の市民が襲われる傾向がある。

(6)計画性がなく,車に乗車して短時間,被害者を物色して犯行に及ぶ。

5 注意事項

(1)近場であっても,車両による行動をお願いします。

(2)誘拐事件の被害者のほとんどが,単独で行動しているところを狙われていますので,常に,2人以上で行動するように心掛けて下さい。

(3)車両を使用している場合でも,誘拐事件は,交通量や照明の少ない場所,警察が検問していない場所で多発しています。

【連絡先】

ベネズエラ日本国大使館

住所:Torre Digitel, Piso 9, Av. Don Eugenio Mendoza con Esquina Calle Miranda, Urb .La Castellana, Chacao, Miranda

電話:(+58)-212-262-3435

FAX:(+58)-212-262-3484

ホームページ:http://www.ve.emb-japan.go.jp/

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