在ベネズエラ大使館(デモ・集会に関する注意喚起)

安全情報No.39/2017年(野党支持者による追悼の夜間デモ・集会に関する注意喚起)

野党連合MUDは,19日(月)にデモの参加中に無くなった学生を追悼するため,6月20日(火)午後5時頃,カラカス首都圏チャカオ市及びバルータ市において,デモを呼びかけています。国家警備軍(GNB)も,デモの取締りによる負傷者が発生しており,野党デモ参加者に対し悪意のある感情が高まっていると見られることから,双方の衝突の可能性もあり,注意が必要です。デモ・集合場所付近には,絶対に近づかないようにお願いします。

ベネズエラにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

ベネズエラ日本国大使館

1 抗議集会の予定

6月20日(火)午後5時頃,学生が亡くなったとされるカラカス首都圏チャカオ市フランシスコ・ファハルド高速道路のアルタミラ出口に集合した後,バルータ市ラス・メルセデス地区にあるOAS米州機構)事務所前まで追悼デモを行う予定です。

2 注意事項

(1)デモが始まれば,アルタミラ広場周辺のフランシスコ・デ・ミランダ通り,フランシスコ・ファハルド高速道路,プラドス・デル・エステ高速道路等の主要道路の一部が閉鎖されるほか,地下鉄,バスの運行が停止されると思われます。

(2)抗議集会後,チャカオ市内各地(アルタミラ広場等)にデモ隊が再集合し,これを排除しようとする治安機関との衝突の可能性があります。

(3)リベルタドール市エル・パライソ地区,エル・バジェ地区,スクレ市ペタレ地区等の貧困地区では,夜間,暴動や略奪,道路でゴミを燃やす等の事案が発生するおそれがあります。

(4)治安機関は,デモを制圧する際,催涙ガスを使用しており,催涙弾が人体に直撃して死亡する事件が発生しているほか,催涙弾の中には,劇症アナフィラキシーショック死や視覚障害,脳障害を引き起こす可能性のあるガスも含まれています。そのため,催涙弾が使用される場面に遭遇した場合は,風上や建物内に避難するようにして下さい。

(5)治安機関は,ビー玉状のものを弾頭として使用したスラッグ弾を,ショットガンから発射している可能性があります。このスラッグ弾が命中した場合,ビー玉が身体にめり込み,人を骨折させる程の威力があり,極めて危険です。

(6)デモ隊の中には,通常の火炎瓶だけでなく,手製バズーカ砲の様なものを使用して,ロケット弾のように火炎瓶を遠距離まで飛ばす可能性があります。これは,完全装備の治安要員を負傷させる程の威力があり,極めて危険です。

(7)現下の厳しい経済状況や治安の悪化もあり,当面,夜間早朝の外出及び不要不急の外出は極力控え,できる限り,食料品・飲料水等の備蓄に努め,やむなく外出せざるを得ない場合には,テレビ・ラジオ・インターネット等で,事前に外出先や経路の状況を確認するようにお願いいたします。

3 連絡先

ベネズエラ日本国大使館

住所:Torre Digitel, Piso 9, Av. Don Eugenio Mendoza con Esquina Calle Miranda, Urb .La Castellana, Chacao, Miranda

電話:(+58)-212-262-3435

FAX:(+58)-212-262-3484

ホームページ:http://www.ve.emb-japan.go.jp/

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