○ バトケン州内のウズベキスタンとタジキスタンの飛び地及び同州のウズベキスタンとタジキスタンとの国境地帯、オシュ州とジャララバード州のウズベキスタンとの国境地帯をレベル3(渡航中止勧告)とする。
○ 上記を除くバトケン州をレベル2(不要不急の渡航は止めてください)に引き下げる。
バトケン州内に存在するウズベキスタンとタジキスタンの飛び地及び同州のウズベキスタンとタジキスタンとの国境地帯,オシュ州とジャララバード州のウズベキスタンとの国境地帯は,イスラム過激派組織及び麻薬密輸グループの移動ルートであり,ウズベキスタン及びタジキスタン当局との衝突が発生していますので,渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
2016年12月にミルジヨーエフ・ウズベキスタン大統領が就任して以来,同国とキルギスの関係が改善のプロセスに乗り,両国国境の多くの未画定部分につき合意が達成されるなど,両国間の緊張緩和が進んでいます。また,2018年2月,ジェエンベコフ大統領がタジキスタンを訪問し,国境未画定問題等を含めて首脳会談を実施したことにより,両国関係も改善されつつあります。また、近年バトケン州では、イスラム過激派等による大きな事件は発生していません。このような情勢をふまえ,上記を除くバトケン州をレベル2(不要不急の渡航は止めてください)に引き下げますが、バトケン州,オシュ州及びジャララバード州(ウズベキスタンとの国境地帯を除く)では,民族衝突や野党勢力による抗議活動が発生したり,治安当局とイスラム過激派組織等の間で銃撃戦が発生するおそれがありますので,不要不急の渡航は止めてください。(レベル2)
なお、首都ビシュケク市を含む上記を除くキルギス全土においては,反政府勢力によるデモ活動,イスラム過激派によるテロ行為及び同過激派と治安当局との銃撃戦等が発生するおそれがありますので,十分注意が必要です。(レベル1)
詳細については、当館ホームページをご覧ください。
https:// www.kg.emb-japan.go.jp
引き続き,大使館等から連絡を受けられる体制を常時維持されるようお願いします。
在キルギス日本国大使館
所在地:ビシュケク市ラザコヴァ通り16番地
16, Razzakov Str., Bishkek, 720040, Kyrgyz Republic
電話番号:(0312)300050 / 300051 FAX:300052