中国における季節性インフルエンザの流行(その3)

【ポイント】

中国国家インフルエンザセンター(国家流感中心)の報告によれば,本年1月第4週(22日〜28日)のインフルエンザの流行は高い水準にあり,これまで主に流行していたB型(Yamagata)に加え,A型(H1N1)の流行も見られるとのことです。

春節旧正月)休暇前後は大規模な人の移動があり,インフルエンザウイルスが蔓延,流行する可能性がありますので,体調管理には十分ご注意ください。

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中国国家インフルエンザセンター(国家流感中心)の報告によれば,本年1月第4週(22日〜28日)のインフルエンザの流行は高い水準にあり,これまで主に流行していたB型(Yamagata)に加え,A型(H1N1)の流行も見られるとのことです。

同センターの統計によれば,感染例の58.7%がA型,41.3%がB型(うちYamagataは81.0%)であり,A型の感染症例が増加しています。

インフルエンザは例年4月頃まで流行しますので,今からでも予防接種は有効です。高齢者,基礎疾患を持つ方,妊娠中の方,乳幼児が季節性インフルエンザに罹患すると,気管支炎,肺炎などを併発し重篤化することがありますので,こういった方々が季節性インフルエンザの罹患が疑われる場合には,出来るだけ早期に医療機関の受診を考慮して下さい。

春節旧正月)休暇前後は大規模な人の移動があり,インフルエンザウイルスが蔓延,流行する可能性があります。感染予防のため,外出後のうがいや手洗い実施,人混みを避ける等に注意するとともに,体調管理にも十分ご留意ください。

※在留届を提出し,当館の管轄外に住所を移した方は,ryouji2@ko.mofa.go.jpまで,氏名,旅券番号,おおよその異動日をご記入の上,ご連絡をお願いします。

※たびレジに登録されている方でメールが不要な方は,ご自身での登録の変更をお願いいたします。https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

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