外務省では,1月11日付で,インドの安全対策基礎データの内容を改訂し発出しましたのでお知らせします。
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_001.html
本メールは,在留届を提出されている方及びたびレジに登録されている方に配信しています。
2017年11月9日
在インド日本国大使館
電話:(91)−11−4610−4610
メール:jpemb-cons@nd.mofa.go.jp
(以下安全対策基礎データ本文)
● 犯罪発生状況,防犯対策
1.犯罪発生状況
(1)全般
ア テロ
インドは,着実な経済発展を遂げており,社会情勢は全般的に安定しています。他方,宗教間対立や多民族といった複雑な国内事情もあり,過激派組織も活動しており,テロ事件も発生しています。
日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。
このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
イ 一般犯罪等
インドの都市部では,人口の集中,失業者の増大,貧富差の拡大を背景として,一般犯罪の発生件数が増加傾向にあります。窃盗,強盗,詐欺,強姦等の犯罪が多発しており,十分注意が必要です。
(ア)強窃盗
特に日本人旅行者が,わずかな気の緩みが原因となった事例や,複数犯(犯人の一人が旅行者の注意を引きつけている隙に,もう一方が所持品を盗む等)によるスリや置き引き等の被害に遭う事例が発生しています。バスや列車内でわずかなすきに置き引きに遭う例も多発していますので,どのような場所でも,自分の持ち物から手と目を離さないよう注意する必要があります。
ATMの利用に不慣れな人に親切心を装って近づき,実際に操作しながら利用方法を教えてカードの暗証番号を聞き出し,一連の処理が終わった後にカードを偽物とすり替え,後刻本物のカードと暗証番号を使って現金を引き出す事例が発生しています。また,ATMで現金を引き出した人を狙う強盗事件も発生しているため,ATM利用時は周囲の状況にも十分注意してください。
(イ)睡眠薬強盗
特に日本人旅行者が,睡眠薬強盗の被害に遭う事例が頻発しています。旅行中に親しくなったインド人から勧められた飲食物に睡眠薬が混入されていて,それを口にしたことで意識が混濁状態となったところで金品を盗まれるというものです。見知らぬ者から勧められた飲食物は,決して口にしないでください。使用される睡眠薬は非常に強力で,1〜2日間意識が戻らない場合もあり,入院が必要となった事例もあります。
インドでは,嫌なものをはっきりと断れない日本人は格好の標的と見られています。数日間にわたって親切に接して信用を得た上で犯行に及ぶ例もあります。親切にされたことに対し過度に恩を感じず,警戒を怠らないことも肝要です。
(ウ)詐欺
個人旅行者が,安易に見知らぬ者を信用し,物品購入やツアー参加を勧められ,クレジットカードを第三者に渡して詐欺に遭う事例や,高額な代金の支払いを強要される事例が増えています。特に個人で旅行をする方は,英語等最低限の語学力,インドに関する基礎知識を身につけた上で渡航するように心掛けてください。親切そうに近づいてくる人からの勧めに安易に応じず,はっきり意思表示することが極めて重要です。
(エ)通貨偽造
海外で印刷された偽札が大量にインド国内で流通しているとされています。現地通貨(ルピー)に両替する際は,必ず銀行やホテル等,外貨買取証明書(Encashment Certificate)が発行される場所で換金してください。レートが良いからといって街中の政府非公認の両替屋を利用した場合には偽札が混じっている可能性が高いです。
(オ)麻薬関連
外国人旅行者を狙った麻薬密売が発生しています。比較的容易に麻薬等薬物が手に入るため,興味本位で所持・使用した結果,逮捕され,数年間収監された事案も発生しています。麻薬所持・使用については,厳しい刑罰が科せられますので,絶対に手を出さないでください。
(カ)強姦等性犯罪
インド全土で,女性が性暴力等の被害に遭う事件が増えています。最近では日本人を含む外国人女性を狙った事件も増加しており,デリー,コルカタ,アグラ,ジャイプール,リシケシュ,ブッダガヤ等では,日本人女性旅行者が性的暴行を受けた上に金品等を奪われる極めて悪質な事例が発生しています。日本語で話しかけ,日本での滞在経験に言及するなどして旅行者を安心させてだます巧妙な手口も発生しており,注意が必要です。
女性の単独行動,特に夜間の不要な外出を避けるとともに,見知らぬ又は知り合って間もない者を安易に信用せず,少しでも不審に感じた場合には,はっきりと断ることが重要です。
(キ)交通事故
特に都市部では,全般的に交通事情が劣悪で,狭い道路に人や乗り物等が集中することから,交通事故に遭わないよう,常に周囲に注意を払ってください。
(2)主要都市・地域別の状況
ア デリー
一般犯罪発生件数は急激に増加しており,特に殺人や強盗,強姦等の凶悪犯罪は,他主要都市に比べて多く発生しています。武装強盗事件やオートバイ等を使用したひったくり等の犯罪はデリー首都圏のみならず,近郊都市のグルガオンやノイダにおいても増加しており,注意が必要です。
デリー空港から市内に向かう際にタクシーやオートリキシャ(三輪タクシー)を利用し,連れて行かれたホテルから高額な宿泊料金の支払いを要求されたり,旅行会社に無理矢理連れて行かれ,高額なツアーを組まされる被害が頻発しています。特に安宿街で有名なデリー駅前のパハールガンジ,カロルバーグ及びそれに隣接するコンノートプレイス周辺の旅行会社は注意が必要です。例えば,本来一泊10米ドル程度のホテルの宿泊料を200〜300米ドルにつり上げられたり,数千米ドルのツアーを無理矢理組まされるといった例も珍しくありません。これは,タクシーやオートリキシャの運転手が悪徳なホテルや旅行会社と結託しているケースがほとんどで,このような被害に遭わないため,デリー空港から市内へ移動する際は,事前にホテルを予約し,旅行会社やホテルが手配したドライバー付きレンタカーやタクシー,地下鉄を利用してください。
デリー旧市街や市内の遺跡等外国人観光客が集まる地区では,外国人旅行者を狙った睡眠薬強盗が頻発していますので,見ず知らずの他人から勧められた飲食物は,決して口にしないでください。
イ バラナシ
ヒンズー教の一大聖地とされているバラナシでは,巡礼者(年間100万人を超える)や観光客をターゲットにしたゆすり,たかり,詐欺,窃盗,強盗,強姦等の犯罪が多発しています。親切そうに声を掛けてくる者には注意が必要です。
なお,2010年12月には,バラナシのガンジス川岸のシトラガート付近で宗教儀式の最中に爆弾が爆発し,1人が死亡,日本人2人を含む少なくとも37人が負傷するテロ事件が発生していますので,常に最新の治安情報の収集に努めてください。
ウ ムンバイ
ムンバイは,インドの主要経済首都として発展し,多くの異なる人種,宗教,階層の人々が混在しています。多数派のヒンドゥー教徒と少数派のイスラム教徒の歴史的な対立を背景とした禍根が今も残っており,状況は改善しつつあるものの,それが火種となって暴動に発展する可能性は否定できません。ヒンドゥー教徒の特定の階層者や農民が地位向上を求めて起こす大規模デモが暴徒化する虞もあることから,最新の情報の収集に努め,デモ等には近づかないようにしてください。
また,異なる宗教を背景とした2大暴力団をはじめとするギャングが複数活動しており,恐喝,麻薬売買,強盗,売春,殺人等の犯罪に深く関わっているため,当局は取り締まりを強化しています。
なお,2008年11月,ムンバイ市内の最高級ホテルや中央駅,病院,レストラン等十数か所がイスラム・テロリストによる襲撃(銃の乱射や手榴弾の投てき等)を受けるという連続テロ事件が発生し,日本人1人を含む160人以上が死亡し,日本人1人を含む300人以上が負傷する大惨事となりました。常に最新の治安情報を収集し,テロの標的とされる可能性がある場所には近づかないようにしてください。
ムンバイにおいては,異なる宗教を背景とした2大暴力団を始めとするギャング(組織暴力団)が複数活動しており,恐喝,麻薬売買,強盗,売春,殺人等の犯罪に深く関わっているため,警察は取締まりを強化しています。
エ チェンナイ
チェンナイは他州都に比べ治安は良好とされていましたが,2014年5月にはチェンナイ中央駅に停車中の列車内で爆弾2個が爆発し,乗客1名が死亡,14名が負傷するテロ事件が発生しました。
また,近年,チェンナイ市内及び近郊で日本人が被害者となる強盗事件や窃盗事件も発生しています。駅,空港,繁華街,混み合った電車やバスの中では,携帯電話及びネックレス等装飾品を対象としたスリやひったくり等に十分な注意が必要です。
オ ベンガルール
ベンガルールでは,日本人が被害者となる凶悪事件は発生していないものの,統計上は犯罪が非常に多く発生しています。日常生活において危険を感じるようなことがなくても,決して治安が良好であるとはいえないことを日頃から認識しておく必要があります。
市内には悪質なオートリキシャの運転手がおり,特に夜間これらを利用する際は,ゆすり等の犯罪被害に遭うことがありますので,一人では利用せず,信用のおけるタクシーを利用する等の安全対策が必要です。
カ コルカタ
コルカタでは,スリや置き引きなどの窃盗や,殺人,強盗,強姦等の事件が日常的に発生しています。特に窃盗は駅周辺や繁華街等(サダルストリートやニューマーケットなど)で発生することが多く,パスポート,金品等の貴重品を盗まれる事案が発生しています。
また,旅行者が飲食物に睡眠薬などを混入され,強盗や暴行(性的暴行を含む)を受ける被害,言葉巧みに誘われ,一緒に食事をしてその代金を支払わされたり,多額な買い物をさせられたり,架空の話を持ちかけられる詐欺に遭う事例も多く,暴行事件に至る場合もあります。
キ ブッダガヤ
ブッダガヤは仏教の聖地と言われ,日本人を含む多くの外国人旅行者が訪れますが,言葉巧みにツアー旅行やバイクのレンタルなどを勧められ,クレジットカードで料金を支払った後,当初言われていた金額よりも高額な料金を請求されるなどの詐欺被害や,勧められた滞在先で睡眠薬強盗の被害,また,女性に対する性的暴行事件も発生しています。親しげに声をかけてくる者を安易に信用せず,警戒を怠らないようにしてください。
2.日本人の被害例
ア 悪質なタクシーやオートリキシャ,旅行会社による詐欺
空港からのタクシーやオートリキシャ,バスターミナルや駅で日本人旅行者が,意図せず旅行会社に連れて行かれ,高額なホテルを予約させられたり,法外な価格のツアーや危険値地域へのツアーを組まされたりするなど,様々な被害に遭っています。
* タクシーやオートリキシャの運転手が「あなたが予約したホテルは満室だ・潰れた」等と言って,違うホテルを探すふりをして,旅行者を自分の仲間の旅行会社に連れて行く。
* 駅等で宿泊先等を探している旅行者に「政府観光局の職員だ」と偽って声を掛け,旅行者を自分の旅行会社に誘い込む。
インド国内の旅行日程は,(i)旅行日程,宿泊先等は渡航前に日本でアレンジをする,(ii)渡航前に東京のインド政府観光局で旅行会社を推薦してもらう,(iii)インド入国後であれば,空港,ニューデリー駅,ホテル等にあるインド政府観光局の機関であるITDC(India Tourism Development Corporation)に申し込む,のいずれかの方法で計画することをお勧めします。ただし,ITDCを名乗って偽りの勧誘をする事例や紛らわしい名前の機関名・企業名を使う事例も多発していますので注意してください。
インド到着後に国内旅行を予約する場合には,大手の信頼できる旅行会社の利用が望ましいですが,個人営業の旅行代理店で地方旅行のツアーを組む場合には,(i)旅行日程・内容等,算出根拠を示した請求書を作らせる,(ii)請求書内容をきちんと確認した上で代金を支払い,領収書を受け取る,の2点を必ず行ってください。万一,後日過大請求等が確認された場合,上記の書類がなければ料金払い戻し請求そのものが不可能となります。領収書を出し渋るような業者は信用できないと考えて間違いありませんので,絶対に利用しないでください。
イ 睡眠薬強盗
デリーを始め,インド各地で,特に若い単独の旅行者を対象とした睡眠薬強盗が発生しています。
* 単独,又は複数(子供連れの場合もある)の見知らぬ者から,駅や列車内,観光地等で親しげに声をかけられ(片言の日本語を使い親切を装って声を掛ける場合もある),その場で飲み物(チャイ(紅茶)やジュース等)や食べ物(クッキー,ビスケット,アイスクリーム等)を勧められるままに飲食したところ,急に意識がなくなり昏睡状態に陥り,金銭等,貴重品を奪われ,路上に放置される(路上に放置されれば,生命に重大な危険が及ぶことも十分に考えられます)。
ウ 商品購入をめぐる詐欺
アグラ,ジャイプール,ゴア,スリナガルで頻発しています。
* 声を掛けてきた者やオートリキシャやタクシーの運転手に,宝石店やじゅうたん屋に連れて行かれ,商品を日本国内に届けて欲しいなどと持ちかけられる。店員からは,「取りあえずクレジットカードで支払いをしてもらうが,商品は帰国後指定した店に直接発送する。商品到着後,支払いをキャンセルした上で礼金を渡す」などと支払いを迫られる。あるいは,「日本の取引先に宝石を送りたいが,輸出許可等が面倒なので,とりあえずあなたのクレジットカードで購入したことにして日本まで運んで欲しい。日本で商品と引き換えに購入代金と礼金をもらって欲しい」等と言葉巧みにクレジットカードでの決済を迫られる。どちらの場合も商品は届かなかったり,二束三文の商品であったというものです。旅行者がこれを断ると,脅迫まがいに支払いを強要したり,数日間軟禁状態におかれた事例もあるため,店に連れて行かれる前にはっきりと断る等の対応が必要です。
エ カード詐欺
第三者に旅券やクレジットカードを預けたり,暗証番号を教えないことが基本です。
* 声を掛けてきたインド人と親しくなり,低料金で全ての列車に予約なしで乗れる便利なカードがあるので購入してあげると話を持ちかけられ,暗証番号を教えてクレジットカードと旅券を渡して購入を依頼したところ,後刻多額の金額が引き落とされた。
オ 結婚詐欺
単独の女性旅行者が狙われます。女性が結婚の申し出を受け,相手男性にお金を渡した後,だまされていたことに気付き,返金を要求しても,脅迫されたり,暴力をふるわれたりしてインドからの出国を強要された事例もあります。
* 親切そうに声を掛け近付いてきた男性に映画や食事,観光案内に誘われ,付き合って一緒に行動していると,男性から「愛している」「結婚しよう」等と言い出される。女性がその気になると,数日後には,インドの結婚には持参金(ダウリー)が必要である,親族の病気や事業に失敗してお金が必要である等を理由にお金を要求される。
カ 列車,バス内における強盗及び盗難被害
列車及びバス内で,強盗及び盗難被害が相次いでいますので,貴重品を身から離さないなど,十分な注意が必要です。
* バラナシ〜コルカタ間の夜行寝台列車内(4人用一等コンパートメント)で,旅行者が武装集団に襲われ,旅券,航空券等の所持品を強奪された上,顔面に暴行を受けた。
* デリー〜バラナシ間やバラナシ〜コルカタ間の列車内で日本人旅行者が現金やパスポート,貴重品等を盗まれた。
* 長距離の乗り合いバスを利用した日本人旅行者が就寝中に貴重品等を盗まれた。
* 列車に乗り込んで荷物を棚に置くわずかな間に貴重品の入ったバッグを盗まれた。
3.防犯対策
上記状況を踏まえ,以下の防犯対策を実施する等,安全に万全を期してください。
* 最新の治安情報の収集に努める。
* 意思をはっきりと示す程度の英語等,最低限の語学力を身につける。
* 現地での風習等,インドに関する基礎知識を身につける。
* 夜間帯の出入国を極力避ける。深夜・未明に到着した場合は,夜が明けるまで行動は控える。
* 空港,駅,バスターミナル等で声を掛けてくるタクシー・オートリキシャには絶対乗らない。
* 外出(特に徒歩移動)の際には,時折振り返るなどして不審者(物)の有無を確認し,身の回りの安全に十分注意する。
* 夜間の徒歩での外出は避ける。
* タクシーに乗る際は,車両番号を控えておく。
* 特に女性の単独行動・1人旅は避け,2人以上で行動する。
* 求婚された場合,結婚詐欺を疑う。
* 過度な肌の露出を避ける。 * 貴重品を露出せず,常に身体から離さない。
* ホテルはできる限り事前に予約し,極端に安いホテルは避ける。
* 声をかけてくるオートリキシャやタクシーの運転手を安易に信用しない。
* 見知らぬ者の車に乗ったり,家に宿泊したりせず,飲食物を勧められても口にしない。
* クレジットカードを利用する際は,サインをする前に必ず通貨の単位や金額を確認する。
* 外から店内が見通せない店には一人で入らない。
● 査証,出入国審査等
(手続や規則に関する最新の情報については,駐日インド大使館(03-3262-2391),在大阪インド総領事館(06-6261-7299)等にお問い合わせください。)
1.査証
(1)インドに観光目的などで30日を超えない範囲で滞在するためには,事前に査証(ビザ)を取得することが必要でしたが,2016年3月1日から,日本人のみを対象に空港到着時に査証を取得すること(Visa on arrival)が可能となりました。また,従来の電子観光ビザでの査証申請も引き続き可能ですので,以下をご参照ください。
なお,観光などの短期滞在以外での渡航(赴任,留学など),通過査証(滞在15日以内)及び観光査証(滞在6か月以内)は,駐日インド大使館か,駐大阪インド総領事館に申請することになります。
◆「ビザ・オン・アライバル制度(Visa on arrival)」
入国目的が商用,観光,会議への出席及び医療目的で,滞在期間は最大60日までです(付与される滞在期間内で1回の再入国が可能。期限の延長は不可)。インド国内に住所及び職業を有さないこと,旅券の残存有効期間が6ヶ月以上あることなどが条件とされています。また,このビザ・オン・アライバル制度が適用されるのは,デリー,ムンバイ,チェンナイ,コルカタ,ベンガルール,ハイデラバードの6空港のみに限られます。詳しくは,下記駐日インド大使館のホームページをご参照ください(同ホームページから申請書のダウンロードが可能となっています)。
駐日インド大使館ホームページ:http://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visa_on_arrival_jp.html
なお,空港での手続きには,英語でのコミュニケーションが必要となる他,場合によっては手続きに時間がかかり,ビザ取得までに時間を要することがあるようですので,英語に不安がある方,インド到着後に急ぎの用件がある方は,下記電子観光ビザ,または駐日インド大使館などで通常のビザを事前に取得することをお勧めします。
◆「電子観光ビザ e-VISA)」
ア 申請手続き(インド内務省ウェブサイト):https://indianvisaonline.gov.in/visa/tvoa.html
イ 申請期限:インド入国の最低4日以上前の申請が必要(例:1月5日入国の場合1月1日またはそれ以前の申請)。
ウ ビザの期間:入国日から数えて滞在期間60日(付与される滞在期間内で1回の再入国が可能。期限の延長は不可)。暦年で2回の申請が可能。
エ ビザ手数料:60米ドル(通貨交換手数料は除く)。ウェブサイト上でクレジットカードまたはデビットカードによる決済。1度支払った手数料の返還は不可。
オ 入国の目的:観光(友人・親族訪問を含む),短期商用,短期病気治療に限る。
カ パスポート要件:最低6ヶ月のパスポート残存有効期限があること。
キ 航空券:帰国用または他の旅行目的国への航空券を所持していること。
ク ビザの適用範囲:一般旅券所持者に限る。外交または公用旅券所持者には適用されない。
ケ e-Visaを取得して入国することが可能なインド国内の国際空港は,デリー,ムンバイ,チェンナイ,コルカタ,ハイデラバード,ベンガルール,ティルバナンタプラム,コチ,ゴア等の24空港です(詳細は上記インド内務省ウェブサイトを参照ください)。
(2)当初の予定を超えて滞在期間を延長する場合,インド国内のデリー,チェンナイ,コルカタ,ムンバイおよびベンガルール等の大都市では,各都市の警察本部内のForeigners Regional Registration Office(FRRO),その他の地区では地区警察本部内のForeigners Registration Office(FRO)と呼ばれる外国人登録事務所に申請し,許可を得る必要がありますが,通過査証,観光査証の延長及び滞在目的の変更は基本的には認められません。また,滞在期間を1日でも過ぎてしまった場合にはMHA(Ministry of Home Affairs)の許可を得た上でFRROにて出国許可を得ることが必要となり,許可なしに出国することは出来なくなります。
(3)観光ビザで入国した日本人が,インド国内旅行中に許可された滞在期限を過ぎてしまい,,そのまま出国しようとして出国審査で止められる事例があります。不注意で滞在期限を超過したために不法滞在状態になった場合,一定の手続きを経ることにより出国許可を得ることは可能ですが,悪意を持って不法滞在したと判断されると,インド滞在中の全日程をチェックされ,犯罪等に関わっていないことが判明するまで出国が止められます。入国時に許可された滞在期間に留意し,必ず許可された期限前に出国するようにしてください。
2.出入国審査
黄熱汚染地域を経由して入国する場合は,イエローカード(黄熱予防接種証明書)の提示が求められます。過去に,アフリカを経由してきた旅行者がイエローカードを携行していなかったために入国を拒否された例があります。
3.外貨申告
外国為替管理が厳しく,入国時に合計10,000米ドル相当額を超える外貨(現金,バンクノート,トラベラーズ・チェック等,現金のみの場合は5,000米ドル相当額)を持ち込む場合,税関で申告することが必要です。申告なしで同限度額を超過した場合は,罰則の対象となります。
また,出国に際して余った現地通貨を外貨に再両替する場合には,必ず現地通貨を購入したときに銀行が発行する外貨買取証明書(Encashment Certificate)の提示を求められますので,この証明書は保管しておくことが必要です。また,外国人が現地通貨で,ホテル料金を支払ったり,高価な買い物をしたり,インド国内において航空券を買う場合も,同証明書の提示を求められることがあります。
4.通関
税関ではX線による荷物の検査等が厳正に行われており,申告は正確に行う必要があります。
免税で国内に持ち込める範囲は,紙巻たばこ:100本,または葉巻:25本,または刻みたばこ:125g。酒類については,2リットルまでとなっています。これ以上を持ち込む場合は,100%以上の高額な関税が課せられます。また,金銀は少量であっても輸入禁止になっており,密輸は最低3年以上の実刑に処せられます。
旅行者は,日々の生活に必要と認められる使用済の私物(Used personal effects)に限り無申告での持ち込みが認められています。また,古美術品の中には重要美術品の指定を受け,インド政府(考古学局)の許可なしに輸出できないものがあるので,古美術品を購入の際にはこの点の確認と領収書を保管しておくことが必要です。
● 滞在時の留意事項
1.滞在時の各種届出等
学生,医療,リサーチ,就労,ビジネスの長期査証を取得し,インドに滞在する方は,入国後14日以内(ビジネス査証保持者の場合は6か月以内)に外国人登録事務所に外国人登録することが義務づけられています。この外国人登録に関しては,査証取得時に「但し書き」が付記されていることもありますので,取得した査証を必ずよく確認してください。また,180日以上インドに滞在した場合は,出国の際に滞在期間中の生活費の出所の証明(Income Tax Clearance)が必要ですので,外貨買取証明書を税務署(Foreigners Section of the Income Tax Department)に提示して,この証明をしてもらいます。
なお,外国人登録をした方は,本帰国等インドから最後の出国にあたり,外国人登録局(FRRO)にその旨を届け出る必要があります。
2.旅行制限
(1)インドでは,国防上または治安上等の理由から,一部の州について外国人の入域が制限されています。入域制限が設けられているのは,アルナチャル・プラデシュ州全域,ヒマチャル・プラデシュ州の一部,ジャンム・アンド・カシミール州の一部,ラジャスタン州の一部,シッキム州の一部,ウッタラカンド州の一部,アンダマン・アンド・ニコバル諸島全域,及びシッキム州の西ベンガル州との州境地域などです。外国人には,これら制限区域への入域は通常許可されませんが,希望する場合には,インド政府当局から入域許可を取得する必要がありますので,事前に確認してください。
(2))なお,インド北東部諸州のマニプール,ナガランド,ミゾラム各州については,従来外国人の入域が制限されていましたが,2010年1月より,事前に入域許可を取得する必要がなくなりました。代わりにこれらの州に到着した後 24時間以内に同地の外国人登録所(FRO)において登録を行うことが必要です。この措置は,1年毎に更新されており,2017年11月時点では有効ですが,訪問する前に最新の情報を確認してください。(なお,上記3州に加え近隣のインド北東部各州については,危険情報が発出されていますので,併せて確認してください)。
3.写真撮影の制限
写真撮影については,空港,軍事施設,港湾等は写真撮影が禁止されています。また, 橋梁,ダム等の撮影も禁止されています。
4.薬物の取締法規
インド政府は麻薬取締りを強化しており,外国人も例外なく,麻薬所持者に対しては厳罰を科しています。特に安宿街では,麻薬の誘惑も多いようですが,はっきり拒否する強い意志が極めて重要です。
最近では,日本人旅行者が,ガンジャー(マリファナ),チャラス(ハシシ)等の麻薬所持により逮捕されたり,麻薬乱用により異常な行動を取っていると通報されたりする事件や,急性麻薬中毒が原因と思われる死亡事件等が増加しています。ほかにも安易に麻薬を購入したり,運搬を頼まれたりした結果,検問等で麻薬を発見され逮捕された事例や,本人が知らないうちに荷物の中に麻薬を入れられ逮捕された事例などがあります。インドには密告による報奨金制度があり,麻薬の売手が買手を警察に通報する場合もあります。
インドの法律では,麻薬(ガンジャー,チャラス等)を所持しているだけで逮捕され,有罪になれば2〜20年の懲役や10〜20万ルピー(日本円で約17〜34万円相当)の罰金が科されるだけでなく,悪質な場合は死刑になる可能性もあります。また,逮捕された後,有罪か無罪かを決するまで長期にわたり拘置所に留置されますが,その環境は劣悪なもので,拘留中に体調を崩す人も少なくありません。決して麻薬を購入したり,運び屋を引き受けたりしないことが大切です。また,見知らぬ者から物をもらったり預かったりしないよう十分注意が必要です。
また,ゴア州北部のアンジュナ・ビーチ,カラングート・ビーチ等の海岸では,夜間に麻薬パーティが開かれることがあります。これに外国人が参加し,地元住民の密告等により麻薬所持容疑などで逮捕される事例があります。
さらに,逮捕には至らなかったものの,麻薬乱用により急性の精神障害に陥る日本人旅行者も多くいます。このような事例では,自己を管理することができず,恐怖感を伴った精神錯乱のため叫んだり,暴力を振るうため警察沙汰になることがある他,病院に入院させられ,高い入院費用の支払いが必要になったり,帰国する際に医師の同行が必要となるなど,日本にいる家族等に多大な経済的,精神的負担をかけることになります。インドは薬物犯罪に対して決して寛容な国ではありません。麻薬には絶対に手を出さないでください。
5.交通事情
自動車の増加に伴い交通事故が急増しています。交通安全に対する意識が薄く,交通秩序・マナーが無いに等しいことから,道路を横断したり歩いたりする際は,特に注意する必要があります。また,自動車の運転については,日本とは大きく異なる劣悪な交通事情にありますので,自家用車を所有している場合でも真に必要な場合を除き自分で運転することは避け,運転手を雇用することが望まれます。
6.長期滞在者向けの注意事項
現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく最寄りの日本国大使館又は日本国総領事館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,最寄りの在外公館まで送付してください。
7.短期渡航者向けの注意事項
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。
● 風俗,習慣,健康等
1.風俗,習慣,国民性に関する留意事項
(1)インドでは,女性はあまり肌を見せない習慣があり,タンクトップ,ミニスカートや派手な色彩の服装は避けるようお勧めします。男性でも,ショートパンツは好ましくありません。
(2)インドでは左手を不浄視する習慣がありますので,例えば物の授受は左手を使わない等,注意する必要があります。
(3)多民族・多宗教が混在しているインドでは,それぞれの所属に対する帰属意識が非常に強いので,特定の民族や宗教に対する言動は慎重にしてください。
2.衛生事情(水,食べ物についての留意事項等)
汚染された水や食べ物に起因する疾患(経口感染症)が多いので,生水は飲用せず,煮沸した水かミネラル・ウォーターを飲むようにしてください。外食する際には,屋台や庶民的なレストランは避けてください。食べ物については十分に加熱したものを食べ,生野菜,カットフルーツは避けてください。手洗いを励行することも重要です。
3.病気(主な感染症,気を付けるべき疾病,予防接種等)
(1)熱帯でみられる風土病の多くが存在します。デング熱,チクングニア熱,腸チフス,パラチフス,細菌性赤痢,マラリア,コレラ,ウイルス性肝炎,流行性髄膜炎,日本脳炎,狂犬病,アメーバ赤痢,結核,破傷風等が発生していますが,予防接種や日頃の注意でこれらの疾患の多くは予防することが可能です。長期間滞在する場合は,A型肝炎,B型肝炎,破傷風,腸チフス,狂犬病,日本脳炎などのワクチン接種をご検討ください(腸チフスワクチンは日本では未承認。)。
その他,必要な予防接種等については,厚生労働省検疫所ホームページ(http://www.forth.go.jp/ )を参考にしてください。
(2)マラリアやジカウイルス感染症,デング熱,チクングニア熱など,蚊が媒介する病気は,モンスーン季(6〜9月)から11月頃に流行します(地域により流行時期が異なることがあります)。殺虫剤,蚊取り線香のほか,外出時には長袖,長ズボン,虫除け剤等を使用し,蚊に刺されないようにすることが肝心です。特にコルカタをはじめとする西ベンガル州,ビハール州ではマラリア,ウッタル・プラデシュ州では日本脳炎の流行がみられます。チクングニア熱は,以前はケララ州など南部を中心に報告されていましたが,昨今はデリーやグルガオンなど北部の都市部でも報告例が増えており,注意が必要です。
マラリアは,マラリア原虫を保有しているハマダラ蚊に刺されることによって感染します。特にハマダラ蚊が活動する夜間には長袖シャツや長ズボンを着用するなどの対策が必要です。デリーやムンバイなど大都市部ではマラリアへの感染リスクはほとんどありませんが,世界遺産や観光名所である地方への旅行の際には,マラリア感染への注意が必要です。抗マラリア予防薬の服用にあたっては,薬品耐性のあるマラリアが発生しているほか,体質等による個人差もありますので,訪問先のマラリアの感染リスクを十分に検討し,必ず事前に専門の医師に相談してください。
マラリアには,熱帯性マラリアや三日熱等がありますが,治療が遅れれば死に至る可能性がありますので,急な発熱があった場合にはただちに最寄りの医療機関で検査を受けることをお勧めします。なお,マラリアの潜伏期間は7日〜30日であるため,インド出国後1ヶ月以内に発熱があった場合には,最寄りの医療機関に,マラリア流行地への渡航歴があることを伝えて,診察を受けてください。
(参考)感染症広域情報 http://www.anzen.mofa.go.jp/info/search/pcinfectioninfo.html#widearea
〇ジカウイルス感染症に関する注意喚起
(3)インドは世界で最も狂犬病による死亡例が多い国です。野犬・野猿などの動物は,狂犬病に感染している可能性があるので,動物にむやみにさわらない,近づかないよう注意が必要です。
もし,狂犬病に感染している可能性のある動物に咬まれたり,ひっかかれたり,なめられたりした場合は,すぐに傷口等を石けんと流水で洗い,直ちに病院へ行って医師の指示に従ってください。インド国内では,ヒト狂犬病免疫グロブリンは限られた医療機関にしか在庫されていないことが多く,インドに長期間滞在する人や,動物と接触が予想される場合には,事前に狂犬病の暴露前免疫を受けておくことをお勧めします。
また,現地医療機関での受診の有無にかかわらず,帰国時に検疫所(健康相談室)にご相談ください。
(参考)感染症広域情報 http://www.anzen.mofa.go.jp/info/search/pcinfectioninfo.html#widearea
(4)体力の低下や疲労の蓄積は,免疫力の低下や怪我のもととなりますので,余裕を持った旅行日程を組むことをお勧めします。また,強烈な日差し,発汗とほこりなどのダメージによって皮膚疾患になりやすいので,日焼け止めや洗浄,保湿などのスキンケアを心がけましょう。
(5)インドでは,冬季(11月〜1月)を中心に大気汚染が深刻となります。呼吸器や循環器に基礎疾患をお持ちの方は注意が必要です。N95マスク等の持参・使用も考慮してください。
4.医療事情
インドには,大学病院,国公立病院,私立の総合病院・診療所等各種の医療機関があります。しかし,一般的に国公立の病院内は極めて不衛生であり,医療レベルの地域差や病院差があります。私立の総合病院は清潔で設備が整っているところもありますが,日本のようなきめ細やかなケアが受けられないこともあります。また,救急医療体制は,十分に整備されていません。さらに,医療先進国への緊急移送等が必要となる場合には高額の費用を要しますので,日本出発前に必ず緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することを強くお勧めします。
また,「世界の医療事情(:http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/india.html )」において,インド国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧下さい。
● 緊急時の連絡先
◎警察(全国共通):TEL 100
◎消防署( 〃 ):TEL 101
◎救急車( 〃 ):TEL 102
◎在インド日本国大使館:TEL 市外局番011-4610-4610
◎在コルカタ日本国総領事館:TEL 市外局番033-2421-1970
◎在ムンバイ日本国総領事館:TEL 市外局番022-2351-7101
◎在チェンナイ日本国総領事館:TEL 市外局番044-2432-3860
◎在ベンガルール日本国総領事館 :TEL 市外局番080-4064-9999
(いずれも国外からの場合は国番号91を付し,市外局番先頭の0をとる。)
※ 在留邦人向け安全の手引き
現地の在外公館(日本大使館・総領事館)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」も御参照ください。
(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902, 2903
(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
(内線)5139
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
(内線)3047
http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)
(現地公館連絡先)
○在インド日本国大使館
住所:50-G, Chanakyapuri, New Delhi, India
電話:(市外局番011)2687-6564,4610-4610
国外からは(国番号91)-11-4610-4610
FAX:(市外局番011)2688-5587
国外からは(国番号91)-11-2688-5587
ホームページ:http://www.in.emb-japan.go.jp/index-j.html
住所:55, M.N. Sen Lane, Tollygunge, Kolkata, West Bengal
電話:(市外局番033)2421-1970
国外からは(国番号91)33-2421-1970
FAX:(市外局番33)2421-1971
国外からは(国番号91)-33-2421-1971
ホームページ:http://www.kolkata.in.emb-japan.go.jp/j/
○在ムンバイ日本国総領事館
住所:No.1, M.L. Dahanukar Marg, Cumballa Hill, Mumbai, Maharashtra
電話:(市外局番022)2351-7101〜6
国外からは(国番号91)22-2351-7101〜6
FAX:(市外局番022)2351-7120
国外からは(国番号91)22-2351-7120
ホームページ:http://www.mumbai.in.emb-japan.go.jp
○在チェンナイ日本国総領事館
住所:No.12/1, Cenetoph Road, 1st Street, Teynampet, Chennai, Tamil Nadu
電話:(市外局番044)2432-3860〜3
国外からは(国番号91)-44-2432-3860〜3
FAX:(市外局番044)2432-3859
国外からは(国番号91)-44- 2432-3859
ホームページ:http://www.chennai.in.emb-japan.go.jp/j/
住所:1st Floor, Prestige Nebula No.8-14, Cubbon Road, Bengaluru, Karnataka
電話:市外局番(080)4064-9999
国外からは(国番号91)-80-4064-9999
FAX:(市外局番080)4166-0114
国外からは(国番号91)-80-4166-0114