結膜炎の流行〜その2

・先週までの1週間で新たに8,830名の結膜炎患者が確認されました。

・ウイルス性結膜炎は感染力が非常に強い一方,特効薬がないため,こまめに手を洗うなどの予防策が必要です。

1 報道によりますと,ニカラグア保健省は,8月28日から9月3日までの1週間で,新たに8,830名の結膜炎患者が確認されたと発表しました。これにより,本年の累計は24,202名に達し,昨年の同じ時期と比べ8倍以上となっています。

2 現在流行中の結膜炎はウイルス性で,感染力が非常に強く,接触等の方法で人から人へ感染することにより,リバス県,レオン県,チナンデガ県のほか,ニカラグア各地に拡大していると見られています。感染すると,目の充血,炎症,目やにや涙がたくさん出る,ゴロゴロした目の痛みなどの症状を伴い,最初は片目だけに発症しても,数日中にもう片目に症状が出現することもあります。

3 ウイルス性結膜炎には特効薬がなく,感染したウイルスに対する抗体が体内で作られるのを待つしかないことから,こまめに手を洗う,感染の疑われる人には近づかない,タオルを共有しないなどの予防策を徹底するとともに,目のかゆみ,腫れ,充血等の症状が発生した場合は,ウイルス性によるものか判別するため,早めに医師に相談するようお願い致します。

【参考情報】

○日本眼科学会

ウイルス性結膜炎について

http://www.nichigan.or.jp/public/disease/ketsumaku_virus.jsp

厚生労働省検疫所

2017年7月25日,汎米保健機構(PAHO)は,米大陸における結膜炎の流行について注意喚起を行いました。詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.forth.go.jp/topics/2017/07261522.html

【問い合わせ先】

ニカラグア日本国大使館 領事班

Embajada del Japon en Nicaragua, Encargado consular

TEL:(505)2266-8668〜8671 FAX:(505)2266-8566

MAIL: consuladojp@mg.mofa.jp

緊急時:(505)8853-3130, masashi.hashimoto@mofa.go.jp

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