在から地総領事館からの注意喚起（テロ脅威情報等）

在カラチ総領事館からの注意喚起（テロ脅威情報等）

今般、シンド州およびバロチスタン州内の鉄道施設等を標的にしたテロ活動に関する脅威情報を入手しましたので、十分注意してください。

パキスタンに滞在される皆様へ

在カラチ日本国総領事館

１　今般、在カラチ総領事館は、テロ集団が、シンド州（特にラルカナ県シャーダード・コート）およびバロチスタン州フズダル県において、線路、列車、隧道等の鉄道施設を標的としたテロ攻撃を計画している旨の情報を入手しました。また、医療施設、教育施設等も、標的に含まれているとの情報もあります。

２　これまでの当館からのお知らせ等でも注意喚起しておりますが、上述の施設に限らず、宿泊施設や大型商業施設、市場等，多くの人々が集まる場所は、十分な警備が確保されにくく、テロリストや犯罪者が、一般人に紛れて接近、進入することも比較的容易であることから、警備上脆弱な場所になることを十分ご留意願います。

３　以上を踏まえ、パキスタンに滞在される皆様におかれましては、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心がけていただきますようお願いします。また、上記以外の地域におかれましても、前述のとおり、特に不特定多数の人々が集まる場所は、事件に巻き込まれる危険性が高いことから、かような場所への不要不急の立寄りは避けてください。なお、やむを得ず立ち寄る場合は、以下の（１）〜（３）等を参考としつつ、滞在時間を極力短くしていただき、不審な状況を感じられた場合には、その場から速やかに離れていただきますよう、よろしくお願いします。

（１）パキスタンの各種報道等より、最新の安全情報を入手し、安全な行動を心がける。

（２）攻撃の標的となりやすい場所（宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設（含む車両、検問所等）、報道機関には近づかない。

（３）その他の場所（アメリカ系等の宿泊施設やファースト・フード店等を含む欧米関連施設、国連関係機関、飲食店や市場等）での用事についても、できるだけ短時間で効率的に行うよう心がけ、常に周囲の状況に注意を払う。

（４）移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。

４　なお、上記注意点以外にも、パキスタンで安全に滞在するために参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されていますので、そちらも併せてご確認ください。また、緊急時の当館の連絡先についても、併せてご確認願います。

○　当館ウェブサイト

　　 http://www.kr.pk.emb-japan.go.jp/j/

○　外務省海外安全情報ウェブサイト（パキスタン）

　　 http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

○　連絡先

　　在カラチ日本国総領事館　電話（＋９２−２１）３５２２−０８００

○　在留届（３ヶ月以上滞在される方）