ウィスコンシン州における抗議活動に関する注意喚起

ポイント

 昨23日(火)午後からウィスコンシン州マディソンで行われた抗議活動が,夜半に暴動に発展し,銅像の破壊や州上院議員への暴力等の事案が発生した旨報じられています。関連情報に十分注意し,抗議活動等を見かけた場合は,不測の事態に巻き込まれないよう,身の安全に十分気をつけて行動されてください。

本文

1 昨23日(火)午後からウィスコンシン州マディソン市で行われた抗議活動が,夜半に暴動に発展し,銅像の破壊や州上院議員への暴力事案等が発生した旨報じられています。同州各地では,先月28日にミネソタ州ミネアポリス市内において白人警官により拘束されたジョージ・フロイド氏が死亡した事件に関連し,引き続き抗議活動が行われています。

2 当初,連夜の暴徒化を受けて一時発令されていた夜間外出禁止令等はすでに解除されていますが,昨23日には,市内中心部における銅像や州政府機関が入居するビルの窓ガラスの破壊の他,暴動の様子を写真撮影していた州上院議員に対する暴行等の被害が報じられています。これを受け,本24日(水),ウィスコンシン州知事や同州マディソン市長が暴力行為を強く非難する声明を発表していますが,抗議活動の代表を名乗る人物が,拘束された抗議参加者の釈放を要求する声明を発表する等しており,今後の抗議活動が再度暴動に発展する可能性もあります。

3 在留邦人及び当地滞在中の邦人の皆様におかれては,報道等により最新の情報の入手に努めるとともに,不急不要の外出は避け,抗議活動や集会等,人が集まっている場所等を見かけた場合は,不測の事態に巻き込まれないよう,身の安全に十分気をつけて行動されてください。万が一, 警察官から職務質問を受けた際には素直に応じるなど,警察官から指示を受けた場合には 従うようにしてください。

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