ハリケーン「フローレンス」に関する注意喚起(第4報)

(VA州,MD州,DCの在留邦人および旅行者の皆様へ)

○本日午前10時45分,バージニア州知事は,バージニア州南東の沿岸部に発出されていた熱帯暴風雨警報が解除されたことに伴い,避難区域(Zone A)に対する避難命令を解除しました。同州知事は,沿岸部での洪水・強風の差し迫った脅威はなくなったとし,避難対象住民は自宅に戻るにあたっては道路状況等を確認してほしいと呼び掛けています。

・VA州交通局(VDOT) 

http://www.511virginia.org/

https://twitter.com/511hamptonroads (ツイッター

※電話での案内は「511番」

○一方で同州知事は,「フローレンス」が週末にかけて北進をはじめることから(注:この時点では,「熱帯低気圧」または「温帯低気圧」となっている見込み),バージニア州南西における洪水被害等には引き続き注意が必要である旨言及しています。同地域にお住まいの方は特に,引き続きの警戒をお願いいたします。

・ナショナル・ハリケーン・センター(NHC) ※「フローレンス」の進路・勢力

→ https://www.nhc.noaa.gov/graphics_at1.shtml?cone

○なお,コロンビア特別区市長は,「フローレンス」がDCに直接の影響を及ぼす可能性が低くなったと判断されることから,昨日のうちに非常事態宣言を解除しています。

○VA州,MD州,DCの多くの地域においては,「フローレンス」による直接的な影響が及ぶ可能性は低下したものとみられますが,最近の降雨により洪水・鉄砲水,土砂災害等が発生しやすい状況にあり,また,チェサピーク湾両岸など沿岸部においては強い海風や低気圧による潮位上昇が発生していることから引き続き高潮害(洪水)のリスクもあります。在留邦人,旅行者の皆様におかれては,引き続き,気象情報をこまめに確認するようお願いいたします。

■在アメリカ合衆国日本国大使館

住所:2520 Massachusetts Avenue N.W., Washington D.C., 20008, U.S.A.

電話:202-238-6700(代表)

HP:http://www.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html