(訂正)(第2報)広東省深セン(しんせん)日本人学校児童死亡事案について

 9月18日(水)午前8時頃、広東省深セン(しんせん)日本人学校の児童1名が徒歩で登校中、男に襲われ負傷する事件が発生し、医療機関において治療が続けられておりましたが、19日未明、残念ながら逝去されました。心からお悔やみ申し上げます。

 容疑者は既に当局によって身柄を確保されましたが、本事件の背景等詳細は現在のところ不明であり、在中国大使館及び在広州総領事館から中国側に対し、事実関係の説明を求めるとともに、日本人の安全確保について万全を期すよう、強く求めたところです。

 6月24日には蘇州で日本人親子が刺傷される事件が発生しており、日本人が被害に遭う事件が相次いでいます。この他にも中国各地で人の集まる場所において刺傷事件が発生しています。例えば、当館管轄地においても、6月吉林市において外国人刺傷事件が発生したところです。

 当地においては、9月18日に遼寧省瀋陽市内「九・一八歴史博物館」で記念式典が開催されるなど、特に日本や日中関係に対して関心が集まりやすい地域であるため、不測の事態に巻き込まれないよう外出の際は不審者の接近等、周囲の状況にくれぐれも留意し、安全確保に努めるようお願いいたします。また、複数人で外出する等、特にお子さんをお連れの場合は十分に対策をとるようご注意ください。

 当館は中国に所在する大使館、総領事館とも連携しつつ、中国関係当局に邦人の安全確保を引き続き強く要請してまいります。

 また、在留邦人の皆様及び東北3省に訪問・滞在を予定される皆様は、以下の諸点にご留意の上、ご自身の安全に十分ご注意ください。

○現地の習慣を尊重し、周囲に注意し、中国人と接する際には言動や態度に注意する。

○一人での夜間外出は控える(特に深夜、酒場でのトラブルが発生しやすい)。

○昼間であっても、周囲に注意し、日本語で、大声で話をする等は控えるとともに、日本人同士で、集団で騒ぐ等の目立った刺激的な行為は避ける。

○外出する際には周囲の状況に注意を払い、広場など大勢の人が集まるような場所では特に注意する。

【問い合わせ先】

瀋陽日本国総領事館 領事班

 TEL:024-2322-7490 FAX:024-2385-2430

 HP:http://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/index.html

 E-Mail:ryoji@ya.mofa.go.jp

 住所:遼寧省瀋陽市和平区十四緯路50号(南四経街側の西門より入場)

※既に日本に帰国した方、又は、他国や中国国内の他地域に移動した方で、まだ当館に帰国届または変更届を提出していない方は、次のリンク先をご覧の上、提出してください。

https://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/fr_worklead_zairyu.html