ボリビア経済悪化に伴う抗議行動(道路封鎖)にかかる注意喚起

●ラパス農民労働者連盟「トゥパック・カタリ」は、ボリビア経済悪化に伴い大統領・副大統領の辞任を求める抗議行動として、ラパス県内各所において、道路封鎖を実施すると表明していましたが、既に本9月16日から無期限で、ラパス市からチチカカ湖及びアチャカチ市方面へ向かう幹線道路の各所で道路封鎖が行われているという情報があります。

●モラレス元大統領は、9月17日にオルロ県Caracolloからラパスへの行進を開始すると発表しています。

●皆様におかれては、関連情報の入手に努め、不測事態に巻き込まれないように、道路封鎖箇所や多数の人が集まっている場所には近づかないようにお願いします。

1 ラパス農民労働者連盟「トゥパック・カタリ(Tupac Katari)」はボリビア経済悪化に対して政府が有効な対応をしていないとして、アルセ大統領及びチョケウァンカ副大統領の辞任を求め、本9月16日からラパス県内各所において、24時間の道路封鎖を呼びかけていましたが、大統領・副大統領の辞任が為されるまでの無期限で、ラパス市からチチカカ湖へ向かう国道2号線及びアチャカチ市へ向かう国道16号線の各所で道路封鎖が行われています。

 以下は本16日14:00現在、上記に関連して道路封鎖が実施されている場所になります。

・la altura del puente Vilaque (ruta al Desaguadero-Patamanta)

・en inmediaciones del cruce Pucarani (Patamanta)

・Achacachi (Huarina)

・salida Humacha (Achacachi-Ancoraimes)

・en Chaguaya (Ancoraimes-Carabuco).

 なお、道路封鎖等の状況はボリビア道路庁(ABC)のHP(https://transitabilidad.abc.gob.bo/mapa)から確認できます。

2 他方、モラレス元大統領は、9月17日にオルロ県Caracolloからラパスへの抗議の行進を開始すると発表しました。同行進が実施される場合、過去の類似の行進に鑑み、ラパスには1週間程度で到着すると見込まれています。

 なお、内務省高官は、「ボリビア警察は、憲法上の任務に従い、自由な通行、健康、労働の権利などを保障する」としています。

3 なお、現在のところ、上述の道路封鎖や行進を含む抗議活動は比較的平穏に推移していますが、突如過激化したり、警官隊と衝突したりする可能性も排除されません。また、長距離バスを中心とする国内移動の交通手段が混乱する可能性もあります。

 したがって、皆様におかれては、関連情報の入手に努め、不測事態に巻き込まれないように、道路封鎖箇所や多数の人が集まっている場所には近づかないようにお願いします。

○在ボリビア日本国大使館

住所:Calle Rosendo Gutierrez No. 497, esq. Sanchez Lima, La Paz, Bolivia (P.O. Box 2725)

電話:(591-2) 241-9110〜3

FAX : (591-2) 241-1919

http://www.bo.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

Email:consul.lpz@lz.mofa.go.jp (領事班)

○在サンタクルス領事事務所

住所:Calle Saavedra No. 314, Esq. Cochabamba, Santa Cruz, Bolivia (P.O. Box 543)

電話:(591-3) 333-1329

FAX : (591-3) 335-1022

http://www.bo.emb-japan.go.jp/itpr_ja/santacruz.html

Email:consuladojaponscz@lz.mofa.go.jp

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