邦人被害(乗車中の強盗事件の発生)

 以下のとおり、邦人が被害者となる乗車中の強盗事件が発生しましたので、お知らせします。

1 発生日時

 7月6日(土)午後6時頃

2 発生場所

 サンパウロ市ヴィラ・クレメンチーノ地区(Vila Clementino)、セナ・マドゥレイラ通り(Rua Sena Madureira)からドミンゴス・デ・モライス通り(Rua Domingos de Morais)に入る直前の交差点

3 事件概要

 邦人被害者家族が車を運転して上記地点で信号待ちをしていたところ、青信号で車両を発進させた途端に、何者かに助手席側の窓ガラスを割られ、ルーム(バック)ミラーにナビゲーション用として設置していた携帯電話をホルダーごと強奪された。その際、後部座席に乗車していた家族が、赤い服を着た若い男1名が車の進行方向と逆方向に走り去る姿を目撃した。窓ガラスにはUVフィルムが貼ってあったため、ガラスの飛散は最小限に抑えられ、邦人被害者及び家族に人的被害はなかった。

4 被害品

 携帯電話、ルームミラー用携帯電話ホルダー、窓ガラス

5 防犯対策

(1)車両での移動時、特に渋滞時や信号待ちの際は、周囲に不審な車・バイク・人物がいないか等、細心の注意を払ってください。

(2)近年、携帯電話を狙った乗車中の強盗被害が増えています。下記「安全の手引き」12ページのとおり、防弾架装や飛散防止フィルムの使用も検討してください。

(3)万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような素早い動きは絶対にしないでください。

(4)賊に手渡すための財布やある程度の現金を準備しておいたり、パスポートやカード類等の貴重品を車内の足下やトランク内に隠し置くのも一つの方法です。

(5)過去にブラジルの各公館から発出された安全情報は、外務省の海外安全ホームページ上で履歴を確認することができます。また、当館ホームページ上では「安全の手引き」「邦人被害事例集」の資料を掲載しています。これらの資料も安全対策のご参考に是非ご活用ください。

海外安全ホームページ、安全情報発出履歴リンク:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0055

●当館ホームページ、「安全の手引き」、「邦人被害事例集」の資料リンク:

https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/SegSP_jp.html

※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite

※ ご帰国、他国に転居等されておられ、帰国(転居)届がお済みでない場合は、誠に恐れ入りますが、以下のとおり手続きをお願いします。

<帰国>

 紙で在留届を提出された方は、当館にFAX・メール等で帰国届を提出して下さい。

 ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

<転居>

 最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。

 ※ 災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3ヶ月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3ヶ月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

【問い合わせ先】

 在サンパウロ日本国総領事館 領事部

  電 話  (55-11)3254-0100

  メール  cgjassist@sp.mofa.go.jp

  ホームページ https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html