●ペルー政府は、アヤクチョ州、ワンカベリカ州、クスコ州、フニン州の一部地域に対してテロ・麻薬対策のために発出している非常事態宣言の延長を官報に告示しました。
●同地域では、センデロ・ルミノソ等の組織が麻薬生産等の活動をしており、テロ事件等も発生しています。同地域には立ち入らないようにしてください。
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1 ペルー政府は、アヤクチョ州、ワンカベリカ州、クスコ州、フニン州の一部地域に対してテロ・麻薬対策のために発出している非常事態宣言を、4月6日(土)から60日間延長することを官報に告示しました。
【非常事態宣言発出地域(4月6日(土)から6月4日(火)まで)】
(1)アヤクチョ州
ワンタ郡:アヤワンコ町、サンティヤナ町、シビア町、ヨチェグア町、カナイレ町、ウチュラッカイ町、プカコルパ町、プティス町
ラ・マル郡:アンコ町、アイナ町、サンタ・ロサ町、サムガリ町、アンチワイ町、リオ・マグダレナ町、ウニオン・プログレソ町
(2)ワンカベリカ州
タヤカハ郡:ワチョコルパ町、ティンタイプンク町、ロブレ町、アンダイマルカ町
(3)クスコ州
ラ・コンベンシオン郡:キンビリ町、ピチャリ町、ビヤ・キンティアリナ町、ビヤ・ビルヘン町、エチャラテ町、メガントニ町、クンピルシアト町、シエロ・プンコ町、ウニオン・アシャニンカ町、マニテア町
(4)フニン州
サティポ郡:マサマリ町、パンゴア町、ビスカタン・デル・エネ町、リオ・タンボ町
コンセプシオン郡:アンダマルカ町
ワンカヨ郡:サント・ドミンゴ・デ・アコバンバ町
官報(スペイン語のみ):Decreto Supremo No 037-2024-PCM
https://busquedas.elperuano.pe/dispositivo/NL/2275333-2
2 同宣言により、当該地域では同期間中、住居不可侵、通行の自由、集会及び人身の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。
3 日本政府は、これまでも同地域に対し、「危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出し、注意喚起を行っています。同地域は、アプリマック、エネ及びマンタロ川渓谷(VRAEM地域)や山岳地帯にてセンデロ・ルミノソ等の組織が麻薬生産等の活動を行っており、テロ事件や治安部隊との衝突等も発生していますので、同地域には立ち入らないようにしてください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_261.html#ad-image-0
【問い合わせ先】
在ペルー日本国大使館 領事部
Av. San Felipe 356、Jesus Maria、 Lima、 Peru
電話:(+51-1)219-9551
consjapon@li.mofa.go.jp