出血性結膜炎の流行

在留邦人及び旅行者の皆様へ

3月6日、保健省当局によると、ナンプラ州、カーボデルガード州、ニアッサ州、ソファラ州、マプト州において、出血性結膜炎が流行しています。

(出血性結膜炎とは)

ウイルス感染症で、症状は、強い眼の痛み、異物感で始まり、結膜(まぶたの裏を覆って眼球につながる粘膜)の充血や出血を呈します。他に、まぶたが腫れたり、目やに、目のむくみ、目の表面の濁りがでることがあります。感染力がとても強く、主に、患者の眼分泌物が手指や物品を介することで接触感染します。治療は対処療法と二次感染予防の抗生剤点眼等で、概ね1週間です。

(日頃の予防対策)

1 一日に何度も石けんと流水で手洗いをする。

2 家族内でも、タオル、枕、その他眼やにや涙で汚れそうな物の共用はできるだけ避ける。

3 感染の疑わしい人との接触を避ける。

(感染した場合に拡げないための注意点)

1 他人との接触を避ける。

2 眼を触ったら、すぐに石けんと流水で手洗いをする。

3 家族内で、タオル、枕、その他眼やにや涙で汚れそうな物の共用は避ける。

4 入浴は最後にする。

因みに、日本の学校保健安全法施では、医師により感染のおそれがないと認めるまで出席停止にするよう定められており、職場への出勤もできる限り避けるよう推奨されています。

これらの地区にお住まいの方及び訪問のご予定のある方は、ご注意のほど、よろしくお願いします。

国立感染症研究所ホームページもご参照ください。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/388-ahc-intro.html

【問い合わせ先】

モザンビーク日本国大使館 領事・警備班

TEL:+258-21-499-819

FAX:+258-21-498-957

メール:embjpmoz@mp.mofa.go.jp

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