【容疑者の拘束】教会での銃撃事件についての注意喚起

【ポイント】

●2名の容疑者が拘束されました。

●ISIL関連組織による犯行声明が出ています。

●教会等の宗教施設、観光施設、公共交通機関、その他、人が多く集まる場所を訪れる際には、引き続き注意を怠らないようにしてください。

【本文】

 1月28日(日)11時40分頃、イスタンブールサリエル区にあるサンタマリア教会のミサの最中、覆面2名が銃で襲撃し、男性1名が死亡する事件が発生、犯人は逃走していましたが、2名の容疑者が拘束されました。

 この事件については、ISIL(イラク・レバントのイスラム国)関連組織による犯行声明が出ています。

 教会等の宗教関連施設、観光施設、公共交通機関、その他、人が多く集まる場所を訪れる際には、引き続き、周囲の状況に注意を払い、できるだけ滞在時間を短くする、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等の注意に加え、その場の状況に応じた安全確保に注意を払うようにしてください。

 以下は、銃器を用いた事案に遭遇した際の一般的な留意事項となります。

●頑丈なものの陰に身を低くして隠れる。

●周囲を確認し、可能であれば、銃撃音等から離れるよう、速やかに、低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合、出入口に殺到すると雑踏事故などの二次的な被害に遭うこともあり、注意が必要。

 外務省ホームページにて安全対策に関するパンフレットを掲載しておりますので、こちらもご参考にしてください。

 https://www.anzen.mofa.go.jp/life/