【注意喚起】邦人犯罪被害事例(マラケシュ)

マラケシュのスパで、邦人女性が現地女性セラピストから性的暴行を受けたとする被害報告が以下のとおり寄せられたのでご注意ください。

邦人犯罪被害

発生日時:2023年11月4日(土)

発生場所:モロッコマラケシュのスパ

被害類型:性的暴行(不同意性交等)

被害者:邦人女性

寄せられた情報の概要:

 被害者(邦人女性)は、友人(邦人男性)と2名でモロッコマラケシュを旅行中、スパにおいてハマム(蒸し風呂)とマッサージの施術を受けることとしたが、当初施術を希望していたスパは予約枠満員であったため、当日宿泊していたリヤドの男性マネージャーから紹介されたスパを利用することとした。

 邦人2名は、ハマムの後、スパのスタッフから促され別々の部屋に分かれマッサージを受けることとなったが、現地女性セラピストと密室で二人きりの状態での施術中に邦人女性1名が同セラピストから施術と無関係な箇所を不必要に触ってくる、無理矢理キスをされる等の性的暴行を受けた。

大使館からのコメント:

 今回寄せられた情報は、被害者の方と同性の女性セラピストによる性的暴行に関する訴えであり、状況的にも警戒することが非常に困難であったと推察されますが、ハマム等を利用する際は、事前にインターネット等から店舗の情報を収集するようにしてください。

 スパでの施術等、単独行動の時間が発生する場合は、例えば「モロッコ国内のスパにおいて性的暴行被害の事例があった旨、日本国大使館から注意喚起があり、単独で施術を受ける際は、録音が推奨されている。」とあらかじめ店側に通告した上で、施術の時間中、スマートフォン等で録音を行う等、自衛の手段を講じてください。

 万が一被害に遭われた際は、ツアーガイド等を活用の上、速やかに現地当局へ通報してください。

 また、ツアーガイドについても、上述と同様にインターネット等で情報収集するようにしてください。

 海外渡航前には万が一の事態に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#  参照)

【問合せ先】

在モロッコ日本国大使館領事部

TEL:+212-(0)537-63-1785

E-mail: consulaire@rb.mofa.go.jp

※「たびレジ」に簡易登録をされた方でメールの配信を変更又は停止したい方は、以下のURLから手続きをお願いします。

(変更)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/auth

(停止)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete