偽サイトや偽アプリによるなりすまし被害等についての注意喚起

<ポイント>

● コルカタ市警察は、年末年始の旅行シーズンに向けて、鉄道の予約に関し、偽アプリや偽ヘルプラインによるなりすまし被害に注意するよう呼びかけています。

● インド鉄道の運営企業(IRCTC、Indian Railway Catering and Tourism Corporation)は、電話で銀行口座番号やOTP等の個人情報を求めることは無いと注意喚起しています。

● IRCTCに限らず、偽サイトや偽アプリが存在するということを念頭におき、不審な点が少しでもあれば、警察や周りの方に相談する等、被害に遭わないようにしてください。

<本文>

1 年末年始の旅行シーズンに向けて、鉄道の予約時に偽アプリ等によるなりすまし被害に注意するよう呼びかけています。

 コルカタ市警察は、具体例として、被害者がIRCTCヘルプラインをインターネットで見つけた番号へ電話したところ、偽の番号であり、IRCTCの職員になりすました犯罪者が、相談者の銀行口座情報等の個人情報を巧みに聞き出した上、口座から現金を引き下ろすという事案が多数発生していると発表しています。

2 警察は、以下のとおり注意喚起を行っています。

  ・ SNSで見つけたリンク先を不用意にクリックしない

  ・ IRCTCヘルプラインとされる電話番号には注意する

  ・ ワンタイムパスワード(OTP)を要求するメッセージを受信した際には、友人や家族に確認を求める

  ・ 2段階認証の導入

 また、IRCTCは、銀行口座やOTP等の個人情報を電話で要求することは決して無い、と改めて注意喚起をしていますので、くれぐれもご注意願います。

3 旅行者の方も含め、現在はオンライン上で予約手続を行う機会が増えていると思いますが、IRCTCに限らず、偽サイトや偽アプリによるフィッシング詐欺による可能性があることを念頭に、不審な点が少しでもあれば、警察や周りの方に相談する等して、被害を未然に防ぐよう注意してください。

このメールは、在留届及びたびレジの登録者宛に配信しています。

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(お問い合わせ先)

コルカタ日本国総領事館 領事班

電話 : +91-(0)33-3507-6830(代表)

Email : ryoji_kolkata@cc.mofa.go.jp