邦人のタクシー内におけるスリ被害について

●11月26日(日)午後1時30分頃、リーブルビル市内中心部において、タクシーに乗車した邦人がスリ被害にあう窃盗事件が発生しました。

 11月26日(日)午後1時30分頃、リーブルビル市内中心部(Tsunamiの前)で流しのタクシーに乗車した邦人2名が、運転手から目的地(Batterie地区)とは違う場所(Mboloの前)で急遽降車させられ、降車後に確認すると、邦人1名の所持していた肩掛けポーチのチャックが開いており、財布と携帯電話がなくなっていました。

 同タクシーには、先客として助手席に現地女性、後部座席に現地男性が座っており、邦人2名は現地男性の隣に並んで乗車しました(運転手と先客は仲間と思われます)。

 乗車して間もなく、運転手が邦人2名に対し、「あなたたちの目的地には行かなくなったので、下車してほしい」旨を求めてきました。邦人2名は下車に同意しましたが、邦人側の後部ドアが開けられなかったため、現地男性が当該ドアを開けようと身体を伸ばし、後部座席中央に座る邦人(被害者)に覆い被さるような体勢になりました。

 その際、被害邦人はそれまで抱きかかえていた肩掛けポーチから手を離し、意識をドアに向けましたが、その隙にポーチを開けられ、在中していた財布と携帯電話を盗まれてしまいました。

 ガボンでは、近年タクシー内のスリ被害が多発しています。在留邦人の皆様におかれては、タクシー利用の際は以下の点に留意し、被害防止に努めてください。

 ・極力顔見知りのドライバーを利用する。

 ・運転手と先客が仲間であることを想定する。

 ・貴重品は、鍵付きなど簡単に開けられないバッグ等に入れる。

 ・荷物は抱きかかえ、意識を集中する。

 ・急遽降車を求められたら要注意(降車前に被害がないか確認)

 ・助手席に座らせ、車内からサイドミラーを調整等させている隙に運転手が盗むパターンも多発(助手席には極力座らない)

 ・停車中、開いている窓等から通行人が強引に荷物をひったくる事案も発生

 犯罪被害にあったり、邦人が被害にあったとの情報を見聞きした場合は、在ガボン日本国大使館へご一報願います。

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ガボン日本国大使館 領事班

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電話番号:(+241)011-73-22-97 / 011-73-02-35

閉館時緊急連絡先:(+241)077-38-73-38

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