●11月30日午前0時(29日深夜)から、唯一利用可能であったフィンランド東部国境検問所「ラヤ・ヨーセッピ」(ロシア側「ロッタ」)が閉鎖されます。閉鎖される期間は12月13日までとなります。
●これにより、同閉鎖期間中は、ロシアとフィンランドを結ぶ全ての国境検問所が閉鎖となります。
●閉鎖期間はそれぞれの検問所毎に異なります。12月14日以降、再び利用できるようになる可能性があるのは「ラヤ・ヨーセッピ」(ロシア側「ロッタ」)の国境検問所のみとなります。
11月28日、フィンランド政府は、今月24日から閉鎖した同国東部・南東部にある7カ所の検問所に加え、唯一利用可能であった「ラヤ・ヨーセッピ」の検問所を11月30日午前0時(29日深夜)から12月13日(水)まで閉鎖することを発表しました。
右発表により、ロシアとフィンランドを結ぶ陸路国境の全ての国境検問所が閉鎖されることとなりました。ただし、国境検問所の閉鎖期間に関しては、以下のとおり、それぞれの検問所毎に異なりますので、ご注意ください。
●フィンランド政府発表の国境検問所の再開時期(予定)
・12月14日(木):※2023年11月30日から2023年12月13日まで閉鎖。
「ラヤ・ヨーセッピ(Raja-Jooseppi)」(ロシア側:ロッタ)
・12月24日(日):※2023年11月24日から2023年12月23日まで閉鎖。
「ヴァルティウス(Vartius)」(ロシア側:リュッティヤ」)
「クーサモ(Kuusamo)」(ロシア側:スオペリャ)
「サッラ(Salla)」(ロシア側:サッラ)
・2024年2月19日(月):※2023年11月18日から2024年2月18日まで閉鎖。
「ヴァーリマー(Vaalimaa)」(ロシア側:トルフャノフスカ)
「ヌイヤマー(Nuijamaa)」(ロシア側:ブルスニチノエ)
「イマトラ(Imatra)」(ロシア側:スヴェトゴルスク)
「ニイララ(Niirala)」(ロシア側:ヴァルトシリャ)
また、閉鎖予定期間によれば、12月14日以降、「ラヤ・ヨーセッピ(Raja-Jooseppi)」(ロシア側:ロッタ)の国境検問所は再び利用できるようになるとのことですが、同検問所はモスクワから約1,950kmの距離となりますので、ロシアから陸路でフィンランドへの出入国を検討する場合にはご留意願います。
(参考情報)https://valtioneuvosto.fi/-/1410869/koko-suomen-itaraja-suljetaan?languageId=en_US
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電 話:(495)229−2520
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