治安機関による賄賂の要求について

●10月29日(日)午後0時30分頃、リーブルビル市内において、歩行中に治安機関から呼び止められた邦人2名が、身分確認のため付近に設置されている同機関のテントに誘導され、同テント内で賄賂を要求される事案が発生しました。

 10月29日(日)午後0時30分頃、リーブルビル市内のシャルボナージュ交差点付近において、歩行中の邦人2名が国家警察の2人組に呼び止められ、行き先等を尋ねられた後、身分確認のため、近くに設営されている同警察のテントに一緒に来るよう誘導されました。

 同テント内で邦人2名はそれぞれ所持していたパスポートのコピーを提示しましたが、相手は査証部分に言いがかりを付け、「解放するためには、ひとり5万CFAが必要」と最終的に賄賂を求めてきました(邦人2名が支払いを拒否すると、1万CFAに値下げ)。

 邦人2名が断固拒否していると、相手方が諦めてようやく解放されましたが、約40〜50分間、治安機関のテント内で対応せざるを得ませんでした。

 当地では今夏の政変以前からこのような賄賂の要求が横行して問題視されていますが、在留邦人の皆様にあっては、以下のポイントを参考に対応をお願いします。

 ・外出時は必ず身分証(極力原本、コピーの場合は必要部分全て)を携帯する

 ・極力複数人で行動する

 ・身分証は提示するに留め、極力相手に渡さない

 ・テント等に同行を求められた際は、その場で確認するよう申し向ける

 ・賄賂要求には従わない

 なお、賄賂等相手の要求を拒否することで身の危険を感じる場合は、この限りではありません。その際は、可能な範囲で相手の所属(詳細不明の場合は、制服の特徴等)を確認し、当館までご一報(情報提供)ください。

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【本件問い合わせ先】

ガボン日本国大使館 領事班

所在地:Boulevard du Bord de Mer, B.P.2259, Libreville, Gabon

電話番号:(+241)011-73-22-97 / 011-73-02-35

閉館時緊急連絡先:(+241)077-38-73-38

Email:amb.japon@lv.mofa.go.jp