悪天候に係る注意喚起

ギリシャ気象庁等によれば、9月25日(月)から27日(水)にかけて、主にギリシャ西部・中央部・北部において、地域的な暴風雨等を伴う悪天候が見込まれているとして注意を呼びかけています。

概要は次のとおりです。

1 暴風雨・降雨情報

(1)9月25日(月):

ギリシャ西部・中央部・北部で降雨の見込み。また、主にイピロス、マケドニア西部、イオニア海で、時々地域的な暴風雨の見込み。

●9月5日に悪天候「DANIEL」の影響を特に受けたテッサリア県では、特に西部トリカラ郡、カルディッツァ郡、ラリサ郡西部及び北部で影響がある見込み。

(2)9月26日(火):

イオニア海及びギリシャ本土(マケドニアトラキア東部を除く)で地域的な暴風雨の見込み。

テッサリア県では、特にマグ二シア郡北部及び東部、トリカラ郡、カルディッツァ郡、ラリサ郡南部で降雨の見込み。

(3)9月27日(水):

●ほぼ全国的に降雨。特にイオニア海ギリシャ本土、北エーゲ海では地域的に暴風雨の見込み。

テッサリア県においては、スポラデス諸島で暴風雨、また、特にマグ二シア郡東部、トリカラ郡、カルディッツア郡、ラリサ郡で降雨の見込み。

※本予報は、今後見直される可能性があります。

ギリシャ気候危機・市民防災省は、悪天候時の安全対策として以下のような内容を呼びかけています。

・テレビ、ラジオ等を通じて最新情報の入手に努め、当局の指示に従う。

・不要不急の外出を控える。

・川や沢(雨季・洪水時のみ水の流れる河川を含む)、氾濫した道路等は、車でも徒歩でも一切横断しない。

・海域、沿岸部、川、湖の近くでの活動は避ける。

・強風の際は、大きな木や標識等、倒れたり、落下の危険性のあるものに近づかない、また、その近くに駐車しない。

・落雷の際は、金属の表面に触れない、郊外では孤立した高い木や電柱から離れる、髪の毛が逆立つような感覚があるときは、その場にしゃがむ。

・危険な時は、「112番」(緊急サービスに繋がる欧州共通緊急番号)、または「100番」 (ギリシャ警察)、「199番」(ギリシャ消防庁)、「166番」(ギリシャ救急救命)に連絡する。

悪天候の場合、被害の状況によっては、停電や断水などが生じる可能性もありますので、飲料水や食料品、ろうそくや懐中電灯等の備えも事前に点検されることをおすすめいたします。皆様方におかれましては、引き続き最新情報にご留意の上、安全の確保に努めてください。

(参考サイト)

ギリシャ気候危機・市民防災省  https://www.civilprotection.gr/el

ギリシャ気象庁  http://www.emy.gr/emy/el/

ギリシャ日本国大使館 領事部

Embassy of Japan in Greece

46, Ethnikis Antistasseos St. , 152 31 Halandri

TEL : 210-670-9910,9911 FAX : 210-670-9981

HP : http://www.gr.emb-japan.go.jp

e-mail : consular@at.mofa.go.jp