●7月以降、ドゥシャンベ市内において、邦人がパキスタン人を自称する男性から声を掛けられる事案が複数確認されています。
●これらの声掛け事案では、相手から金銭の貸借を求められるケースがあるようです。
●金銭を貸借した場合、返金されない可能性もあることから、見知らぬ者に声を掛けられても安易に金銭を貸し与えないようにご注意ください。
1 7月以降、ドゥシャンベ市内において、邦人がパキスタン人を自称する成人男性から声を掛けられる事案が複数確認されています。
2 声掛け事案は、主に国立オペラバレエ劇場、ルミホテル及びアシャン・ショッピングモール周辺等のドゥシャンベ市中心地で発生しています。
実際に声をかけられた方によると、パキスタン人を自称する成人男性から「財布を落としてしまいお金がないので貸してほしい」等と英語で話しかけられるケースが多いようです。
3 声を掛けられた方の中には、不審に思いつつも金銭を渡してしまい、いまだ返金されないままの方もいるとのことです。
4 これまでの情報を総合すると、声を掛けてくる人物は1人ではなく、複数人存在するとみられますが、いずれも年齢は30代前半の男性で、南アジア系の風貌、英語で話しかけてくるといった共通点があります。また、これらの声掛け事案は単独による場合のほか、女性や子供連れによる場合もあるようです。
5 現時点でこれらの事案を詐欺事件と断定することはできませんが、最終的に貸借した金銭が返金されない可能性もあることから、見知らぬ者に声を掛けられても安易に金銭を貸し与えないようにご注意ください。
【在タジキスタン日本国大使館】
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