7月31日20時頃、ひったくりの強盗事件、8月2日未明には、男性が刃物で刺される事件、また同日にスーパーでの銃殺事件が発生しました。
アグアベルデ(Agua Verde)地区Emporio Kaminski前で、自転車に乗った強盗が歩いていた女性に近づき携帯電話をひったくり逃走する事件が発生しました。また、報道によれば、セントロ地区オゾリオ広場(Praca Osorio)では、午前4時頃、刃物を持った複数名の強盗に22歳の男性が襲われ携帯電話を奪われる事件が発生しました。被害に遭った男性は抵抗したため、刃物で首を刺され病院に搬送されました。同日午前には市内シャシン地区にてスーパー店員が強盗犯に銃で殺害されるとの事件も発生しています。
https://g1.globo.com/pr/parana/noticia/2023/08/02/pessoa-baleada-mercado-curitiba.ghtml
クリチバ市内では自転車利用者が多く、また、犯人はヘルメットやマスクを着用して犯行に及ぶことが多いため、一般の自転車利用者との区別がつきにくく、また、監視カメラの映像等から犯人を特定することが困難なため、ひったくり事件が繰り返し発生しています。
深夜や早朝等、人の往来がまばらな時間帯の外出時は、なるべくUberやタクシーを利用するようにして下さい。常に警戒心を持って行動し、日常生活においても、犯罪者のターゲットにならないために「自分だけは大丈夫」ではなく「自分も被害に遭遇するかもしれない」という意識を持つことが大切です。ブラジルで発生する強盗事件のほとんどが、銃や刃物を携行して犯行に及んでおります。命にかかわる事態とならないよう、金品の要求等には抵抗せず従うようにして下さい。
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