警察官による少年射殺事件に伴う暴動 (抗議活動の可能性及び公共交通機関の運行制限)

 リヨンでは6月30日(金)20時からリヨン市1区テロー広場において警察の人種差別、犯罪、暴力に抗議する集会が予定されていましたが、ローヌ県庁は30日(金)18時から翌7月1日(土)6時までの間のデモ・集会を禁止する行政命令を出しました。しかしながらこれに従わない者による抗議活動が行われる可能性もあることから、デモや人だかりを見かけた場合には付近に近づかないようにし、身の回りの安全に十分注意してください。

 また、30日(金)20時以降、リヨン公共交通(TCL)のトラム及びバスの運行が停止されるとのことです。メトロは運行されるとのことですが、状況によっては運行停止の可能性もありますので、最新の情報を入手するようにしてください。

 6月27日(火)にパリ郊外ナンテールで警官により17歳少年が射殺された事件以降、フランス各地で暴動が発生しており、リヨン以外の都市においても抗議活動や交通機関の運行停止等が行われる可能性がありますので、最新の情報を入手するようにしてください。

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