【領事メール】注意喚起 ロシア生活上の注意(アルコール飲料による死亡事案/外国人に対する暴力事案について)

このたび、在ロシア日本国大使館より領事メールが発出されたので、以下のとおりお知らせいたします。

(以下、在ロシア大の領事メールより)

【ポイント】

アルコール飲料による死亡事案)

●ロシア国内(サマラ州)の業者が製造・販売していたアルコール飲料(商品名:「ミスター・シードル(Mister Cidr)」)にメタノールが含まれており、6月7日までの報道によれば、飲酒した者の内30名が死亡したと報じられています。

●「ミスター・シードル(Mister Cidr)」という商品を手に取ることがないよう、ご注意ください。

(外国人に対する暴力事案について)

●モスクワ市内のバーにおいて、ロシア人とイギリス人の間で諍いが発生し、殴り合いになった旨報じられています。

●報道によれば、諍いの原因は「イギリス人が英語で話していたこと」とされており、昨今の情勢の下で外国人が同種の事案に巻き込まれやすい状況が生じている可能性がありますので、日頃の行動や言動等にはご注意願います。

1.アルコール飲料

(1)6月7日までの報道によれば、ロシア国内(サマラ州)にあるLLC「アンディ」社が製造・販売したアルコール飲料(商品名:ミスター・シードル)にメタノールが含まれており、これを飲んだ30名が死亡し、100名以上の方が体調を崩しています。

(2)ロシア当局は同社の捜査を行い、同社内にあった液体と流通していた商品を押収しています。

(3)このアルコール飲料の被害者は、サマラ州、ペンザ州、ウリヤノフスク州、ニジニ・ノヴゴロド州、ウドムルト共和国、チュヴァシア共和国で確認されており、現在病院で治療中とされています。

(4)「ミスター・シードル(Mister Cidr)」という商品を手に取ることがないよう、ご注意ください。また、メタノールが含まれるアルコール飲料を飲んだ場合、体調を崩すだけではなく、失明や死亡に至る可能性がありますので、ご注意願います。

2.外国人に対する暴力事案について(モスクワ市内)

(1)本日(7日)付で、モスクワ市内のバーにおけるイギリス人男性とロシア人男性の諍いに関する報道がありました。

(2)この諍いの原因は「イギリス人が英語で話していたこと」とされています。

(3)昨今の情勢の下で外国人が同種の事案に巻き込まれやすい状況が生じている可能性がありますので、大きな声での会話は控える等、外国人であることが目立つことがないよう、日頃の行動や言動等にはご注意願います。

(4)また、泥酔した人や不審な行動を取る人が付近にいないか、周辺状況に関してもご注意願います。

(在ロシア大の領事メールは、以上です。)

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