邦人被害(携帯電話ひったくり事件の発生)

以下のとおり、邦人が被害者となるひったくり事件が発生しましたので、お知らせします。

1 発生日時

 5月20日(土)午後6時15分頃

2 発生場所

 サンパウロ市リベルダーデ地区バラン・デ・イグアペ通り(Rua Barao de Iguape)197‐165付近の交差点

3 事件概要

 被害者(短期滞在者)が、友人とともに二人でリベルダーデ駅からガルボン・ブエノ通りを徒歩で移動し、上記地点で信号待ちをしながら携帯電話で位置情報を確認していたところ、バラン・デ・イグアペ通りをリベルダーデ通りの方向から逆走しながら下ってきた自転車の賊(半袖Tシャツに短パンの青年風)に、手に持っていた携帯電話(ロック解除された状態)をひったくられた。賊はそのままバラン・デ・イグアペ通りを逆走し猛スピードで逃走。その後、携帯端末に登録していたクレジットカードの複数回にわたる不正利用が確認された。

 なお被害者に人的被害はなし。

4 被害品

 携帯電話(iPhone)、クレジットカード不正利用による日本円で数万円。

5 防犯対策

(1) スマートフォンを狙った窃盗被害が多発しています。屋外での使用はできる限り避け、必要な場合には付近の建物内に入って使用してください。

(2) 賊はどこからどのような形で現れるかわかりません。周囲の状況をよく確認し、警戒を怠らないように気を付けてください。時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示することも効果的です。

(3) 特に、暗くなってから、人通りの少ない場所を移動する際は、できるだけ車両を利用する等、被害に巻き込まれないように十分ご注意ください。

(4) 万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような素早い動きは絶対にしないでください。

(5) 過去にブラジルの各公館から発出された安全情報は、外務省の海外安全ホームページ上で履歴を確認することができます。また、当館ホームページ上では「安全の手引き」「邦人被害事例集」の資料を掲載しています。

これらの資料も安全対策のご参考に是非ご活用ください。

海外安全ホームページ、安全情報発出履歴リンク:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0055

●当館ホームページ、「安全の手引き」、「邦人被害事例集」の資料リンク:

https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/SegSP_jp.html

※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite

※ ご帰国、他国に転居等されておられ、帰国(転居)届がお済みでない場合は、誠に恐れ入りますが、以下のとおり手続きをお願いします。

<帰国>

 紙で在留届を提出された方は、当館にFAX・メール等で帰国届を提出して下さい。

 ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

<転居>

 最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。

 ※ 災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3ヶ月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3ヶ月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

【問い合わせ先】

 在サンパウロ日本国総領事館 領事部

  電 話  (55-11)3254-0100

  メール  cgjassist@sp.mofa.go.jp

  ホームページ https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html