邦人被害(ひったくり事件の発生)

 以下のとおり、邦人が被害者となるひったくり事件が発生しましたので、お知らせします。

1 発生日時

 1月6日(金)午後9:00頃

2 発生場所

 サンパウロ市ベラ・ヴィスタ地区パウリスタ大通り(Avenida Paulista)、コンソラソン駅(Consolacao)とサンパウロ美術館(MASP)の中間あたり

3 事件概要

 被害者(駐在員夫妻)が、コンソラソン駅からサンパウロ美術館方面へ徒歩で通行していた際、二人組の賊(10代の少年、Tシャツ等の軽装)が背後から夫を突き飛ばし、妻が身に付けていたネックレスを引きちぎり強奪した。その後、賊はコンソラソン駅の方面へ逃走した。

 被害者に人的被害はなし。

4 被害品

 ネックレス

5 防犯対策

(1)夜間や人通りの少ない場所の徒歩移動はできるだけ避け、移動する必要がある場合は車両を利用してください。

(2)当地では、時間や場所に関係なく、至るところで窃盗・強盗事件が発生しています。またパウリスタ大通りでは未成年者等によるひったくり事件が四六時中発生している状況です。

(3)外出する際には、ラフな服装を心がけ、屋外での装飾品着用は避けてください。移動時には、腕時計を外す、パーティに参加する際にはアクセサリー等を現地で着けるようにするなど、ご面倒でも日々の行動の中で少しずつ工夫することで、被害に遭うリスクが軽減します。

(4)時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示することも効果的です。

(5)万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような素早い動きは絶対にしないでください。

(6)過去にブラジルの各公館から発出された安全情報は、外務省の海外安全ホームページ上で履歴を確認することができます。また、当館ホームページ上では「安全の手引き」「邦人被害事例集」の資料を掲載しています。

これらの資料も安全対策のご参考に是非ご活用ください。

海外安全ホームページ、安全情報発出履歴リンク:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0055 

●当館ホームページ、「安全の手引き」、「邦人被害事例集」の資料リンク:

https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/SegSP_jp.html

※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite

※ ご帰国、他国に転居等されておられ、帰国(転居)届がお済みでない場合は、誠に恐れ入りますが、以下のとおり手続きをお願いします。

<帰国>

 紙で在留届を提出された方は、当館にFAX・メール等で帰国届を提出して下さい。

 ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

<転居>

 最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。

 ※ 災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3ヶ月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3ヶ月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

【問い合わせ先】

 在サンパウロ日本国総領事館 領事部

  電 話  (55-11)3254-0100

  メール  cgjassist@sp.mofa.go.jp