タクシー運賃の過剰請求案件(いわゆるぼったくり被害)の発生について

●最近、邦人被害にかかるタクシー運賃の過剰請求事案が多く発生しています。

●多くはいわゆる「流し」のタクシーを利用したことに端を発しています。

●配車アプリを有効に活用するなどして、事前に行く先や料金について十分確認しておくことが重要です。

コロナ対策のための水際措置の緩和に伴い日本からの観光客が増加する中、スリやひったくりなどの街頭犯罪の被害報告が増えていることに加え、特に最近ではタクシー運転手から過剰な料金を請求されたという事案の報告が相次いでいます。

共通点は、事前の料金や目的地の確認が不十分であったことが挙げられます。言語の問題もあることから、こちらは正確に伝えたつもりでも最終的には「言った言わない」の話になってしまいがちです。また、不正メーターを使用している可能性もありますので、メーターが設置されているからと言って安心することも出来ません。

このような問題の対応にあたっては、配車アプリを有効活用することが最も推奨されるところですが、やむを得ず「流し」のタクシーを利用する場合においては、事前に料金をはっきりと明示的に提示させ(Bao nhieu tien?)、それを撮影し料金払いのおりに問題が生じた場合は撮影した写真を証拠として提示するなどの防衛手段が必要です。

(連絡先)在ベトナム日本国大使館  (+84)-24-3846-3000

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