我が国とパプアニューギニア間を往来する際の経由地における入国規制について

パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ

日本とパプアニューギニア間を往来する際の主要経由国における最新の入国規制(トランジット含)に関してお知らせします。

1 豪州

(1)入国

現在中国・香港・マカオ以外の国・地域からオーストラリアに入国する際の入国要件は撤廃されています。これにより日本からオーストラリアへ渡航する場合、各種証明書の提示及び 隔離措置等は不要となりました。

(2)乗り継ぎ

無査証通過(TWOV: Transit without a visa)の対象国籍者(日本国籍者含)である場合は、以下の条件をすべて満たしている場合は無査証で乗り継ぎが可能です。

ア 航空機でオーストラリアに到着し乗り継ぎを行うこと。

イ オーストラリア到着後8時間以内に出国し、第三国(最終目的地)へ向かうための航空券を所持していること。

ウ 最終目的地へ入国するために有効な渡航文書を所持していること。

エ 乗り継ぎでの待ち時間の間はエアサイド(トランジットエリア内)に留まること

(手荷物の預け直し等で入国が必要な場合は、ビザが必要となります)。

その他経由国・最終目的地の入国要件には従う必要があります。

2 フィリピン

(1)入国

2022年2月10日から外国人のフィリピン入国に際して、ワクチン接種等の要件を満たす外国人の、商用・観光目的の査証免除による入国 及び 既存の有効な査証による入国が認められています。またフィリピン政府は2022年11月2日に新たな入国ガイドラインを発表し、ワクチン未接種・接種未完了者も入国制限が概ね解除されており、詳細は以下のとおりとなっています。

ア 完全にワクチンを接種した者(Fully vaccinated)

出発日時より14日以上前に、ワクチンを2回接種済み、またはヤンセンなど1回接種する種類のワクチンを接種済み、且かつ、同ワクチン接種の証明書を携行携行/所持していること。以上の条件を満たす場合は、完全にワクチンを接種した者と見なされ、出国前の検査を免除される。

イ ワクチン未接種、接種回数未達、ワクチン接種状況を提示できない者

(ア)15歳以上の者及び同伴者のいない15歳未満の未成年者

     フィリピン到着時に、出発国の出発日時から遡って24時間以内の陰性の抗原検査結果を提示すること。陰性の抗原検査結果を提示できない者は、空港到着時に医療施設、研究所、診療所、薬局、又は認定された検査室の抗原検査を受ける必要がある。

(イ)同伴者のいる15歳未満の未成年者

     同伴する成人/保護者の検疫規則に従う。

フィリピン政府は、これまでフィリピンへ入国する際に登録する必要があった「eARRIVAL CARD」を、12月2日から「eTravel」(https://etravel.gov.ph/)に変更したことを発表しました(乗り継ぎの際は登録不要)。フィリピンに渡航する全ての渡航者は、航空機への搭乗前に「eTravel」に登録する必要があり、登録は、フィリピン到着の3日前から行うことが可能とのことです。

 

3 シンガポール

(1)入国

2023年2月10日にシンガポール入国管理局 及び 保健省は、新型コロナウイルスに係る水際対策の緩和措置を発表しました。2023年2月13日以降の入国分から、これまでシンガポールへの渡航者に適用されていた 新型コロナウイルスに関する水際措置が緩和され下記の書類提示及びアプリインストールは不要となりました。

ア 短期滞在でのワクチン接種証明書の提示

イ 短期滞在でのワクチン未接種者の陰性証明書・旅行保険加入証明の提示

ウ 接触追跡アプリ(Trace Together)のインストール

国籍にかかわらず、シンガポール到着の3日前以内に事前に 電子入国カード・健康申告書(SG Arrival Card: https://eservices.ica.gov.sg/sgarrivalcard/ )の提出が必要です(乗り継ぎの際は登録不要)。未提出の場合、入国時に記入・提出を要するため、入国審査に時間がかかる可能性があります。

(2)乗り継ぎ

乗り継ぎに伴うシンガポールが定める水際対策はありません。ただし、その他経由国・最終目的地の入国要件には従う必要があります。

4 香港

(1)入国

2023年2月6日以降、海外から香港に入境する非香港居民(香港永久性居民身分証 または 有効な長期滞在ビザを所有しない方(観光等の目的で入境する短期渡航者を含む))の ワクチン完全接種義務が撤廃されました。

現在香港特別行政区政府は、空路にて香港に入境するための出発前要件や入境条件を国・地域に応じて分類しています。香港に入境される方がどの国・地域(中国本土・マカオ or それ以外)から渡航されたかに応じて、必要書類等が異なります。

(2)乗り継ぎ

2023年1月8日より、香港国際空港を経由して目的地に向かう乗客の乗り継ぎサービスは通常どおり再開されています。乗り継ぎに際して、健康関連の書類は不要ですが、その他経由国・最終目的地の入国要件には従う必要があります。

※このメールは在留届、たびレジに登録されたメールアドレスに配信されております。

※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3 か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3 か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

(在留届)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html 

(たびレジ)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html 

※ 「在留届」の変更は以下のURL から手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login 

※ 「たびレジ」に簡易登録された方でメールの配信を変更・停止したい方は、以下のURLから手続きをお願いいたします。

(変更)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/auth 

(停止)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete 

【お問い合わせ先】

パプアニューギニア日本国大使館

住所:Godwit Road, Waigani, Port Moresby, NCD, Papua New Guinea

電話(+675)321-1800

E-mail:sceoj@pm.mofa.go.jp

ホームページ:http://www.png.emb-japan.go.jp/j/index.html