【外国人被害】ブエノスアイレス市ラ・ボカ地区における強盗未遂

【ポイント】

 報道によると、ブエノスアイレス市ラ・ボカ地区において、外国人観光客が強盗未遂に遭い、抵抗した際に負傷する事件がありました。邦人の皆様におかれましても注意してください。

【本文】

1 事件の概要

(1)日時

 2023年2月16日13時30分頃

(2)場所

 ブエノスアイレス市ラ・ボカ地区ペドロ・デ・メンドーサ通りとミニストロ・ブリン通りの交差点(有名観光地カミニートから5ブロック)

(3)被害者

 オーストリア人観光客2人(男女)

(4)犯人

 2人組の男(ナイフ所持、自転車に乗車)

(5)被害の状況

ア 上記場所において、犯人たちから刃物で脅され、金品を要求された被害者たちが同要求を拒否して抵抗を示したところ、犯人たちは逃走した。

イ 被害者たちが抵抗した際に、男性は右胸部に切り傷、女性は脚部に刺し傷を受けたものの軽症で済み、生命に別状はなかった。

2 防犯対策

(1)ラ・ボカ地区等のブエノスアイレス市南部は、北部のプエルト・マデーロ、ベルグラーノ地区等と比して、強盗や盗難の発生件数が多く、一般に治安が悪い状況です。

(2)ラ・ボカ地区の有名観光地カミニート周辺は、観光客等の人通りが多く、警戒のための警察官や街頭に監視カメラが配置されている一方で、カミニートから離れると極端に人通りが少なくなり、警察官の巡回や監視カメラの配備も少ないことから、人目を避ける強盗犯から狙われる可能性が高くなります。

(3)2022年4月には、今回のケースと同様に、欧州某国外交官がカミニートから数ブロック離れた場所を自転車で走行していたところ、拳銃強盗被害に遭っています。カミニートから離れた人通りの少ない場所で行動する場合には十分注意してください。

(4)ラ・ボカ地区など比較的治安が悪い地域や人通りの少ない場所・時間帯に、徒歩や自転車で移動することは危険ですので、自動車やタクシー等を利用してください。

3 外務省海外安全ホームページのご案内

 外務省海外安全ホームページ(リンク下)では、アルゼンチン特有の犯罪様態に対応した防犯対策情報など掲載しておりますのでご確認ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_241.html#ad-image-0

 また、邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合は、大使館にご一報ください。

【問い合わせ先】

在アルゼンチン大使館領事班

電話:011-4318-8220

メール:conbsas@bn.mofa.go.jp

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