12日(日)、アディス市内でデモの呼びかけ

【ポイント】

エチオピア正教会によるデモの呼びかけあり。

・暴動や衝突に発展する可能性もあります。宗教施設、群衆には近付かないでください。

【本文】

1.先月オロミア州大主教が、同州教区の25名の司教職を独自に任命したことを契機に、エチオピア正教会内で主流派と分離派による対立が深まっています。

  報道によれば、4日オロミア州西アルシ地区シャシャマネにおいて、教会に集まった信者が銃撃され多数の死傷者が発生したほか、6日にはアディスアベバ近郊の教会付近において、信者と警察官との間で衝突が発生するなど、各地で緊張が高まっています。

2.エチオピア正教会(主流派)は、12日(日)午前5時から、アディスアベバのマスカルスクエアをはじめ、全国及び国際規模の平和的デモの実施を呼びかけており、多くの信者が参加すると見込まれます。すでに6日以降、アディスアベバ市内の教会では、正教会の呼びかけに応じ、黒色の服を着た多くの信者らが教会の敷地外まであふれ、交通渋滞を起こしている場面が見受けられます。

  このため12日には、マスカルスクエア他、各教会に多くの人が集まることが予想されます。

3.正教会の抗議行動の呼びかけに関し、連邦政府は国民に対し、デモは許可されておらず、違法なデモや暴力を扇動する活動への参加を慎むよう呼びかけ、さらに、デモ、抗議活動を組織する勢力に対しては、法的措置を講じると警告しています。

4.エチオピア正教会(主流派)は平和的デモを呼びかけていますが、興奮した群衆が暴徒化し、警察当局との衝突に発展する可能性もあります。また、分離派の信者も同日デモを行うとの情報もあり、両者が衝突する可能性も排除できません。

5.12日は、不要不急の外出は控え、デモ会場であるマスカルスクエアに近付いたり、デモに巻き込まれないようにしてください。群衆には、決して近付かないでください。教会などの宗教施設には無用に近付かず、付近を通行せざるを得ない場合には、特段の注意を払ってください。

以上

【在エチオピア日本国大使館】

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