クリスマス・年末年始期間にフィンランドへ渡航される方への注意喚起

●　年末年始（令和４年１２月２９日から令和５年１月３日まで）は当館の休館日です。

●　日本へ帰国する際に、有効なワクチン接種証明書又は陰性の検査証明書が必要になります。所持していない場合、航空機への搭乗を拒否されます。

●　クリスマス・年末年始はイベント等により、ヘルシンキ中心部を始めとして人が集まりやすくなります。盗難、紛失などトラブルに巻き込まれないように注意してください。

　クリスマス・年末年始期間が近づき、当国へすでに渡航し、滞在している方や渡航を予定している方が増えているものと思われます。海外旅行ではさまざまなトラブルが起きる可能性がありますので、十分に気をつけてお過ごしください。

１　渡航前に必要な知識

・当国への入国に際して新型コロナウイルスに関する検疫措置は行われていません。

・当国への入国に際して有効期間が３か月以上残っているパスポートを所持している必要があります。３か月未満の場合は入国を拒否されます。

・当国の医療費は高額です。病気やけがに備えて、十分な補償の海外旅行保険に加入することを強く推奨します。

２　日本帰国時の検疫措置

　日本へ帰国する際に、有効なワクチンを３回接種していることがわかる接種証明書が必要になります。

　上記証明書を入手できない方は、日本へ向かうフライトの出発７２時間以内に検査を受けて取得した陰性の検査証明書が必要になります。

　これらの証明書をいずれも所持していない場合、航空会社から搭乗を拒否されます。当館ホームページでＰＣＲ検査を受検できる病院等の案内をしているので、以下のページを参照してください。

　当館ホームページ「フィンランドから日本への入国・帰国時の留意事項（日本政府の新型コロナウイルス感染対策措置）」

　https://www.fi.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00012.html

　当国は新型コロナウイルスに関する規制は行われていないものの、日本からの渡航者が新型コロナウイルスに感染し、予定どおりの日程で帰国できなくなる事例が引き続き発生しています。新型コロナウイルスに感染し、陽性反応が出続けている方に対しては、陰性証明書に代えて日本の検疫所に提示することができる、「本邦入国に必要な陰性の検査証明書を取得できない」旨を記載した領事レターを発行しています。以下のページを参照してください。

　当館ホームページ「新型コロナウイルスに罹患し、その後回復した方の日本への帰国・入国について」

　https://www.fi.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00295.html

３　盗難等のトラブル防止

　クリスマス・年末年始はイベント等により、ヘルシンキ中心部を始めとして人通りが増加し、盗難被害等のトラブルに遭う可能性が高くなります。すでに旅行者から落とし物等の相談が当館へ寄せられています。パスポート、財布、スマートフォン等の重要なものからは絶対に目を離すことなく、常に身につけるようにしてください。

　落とし物や犯罪被害の問合せ先は以下のページで案内しているので参照してください。

　当館ホームページ「フィンランドでの落とし物」

　https://www.fi.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00305.html

　当館ホームページ「犯罪被害に遭ったとき（警察への通報等）」

　https://www.fi.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryoji-criminaldamage.html

　休館日はメールによるお問合せには対応できませんが、緊急の場合は+358（0）9-686-0200までお問い合わせください。

（参考情報）

■安全の手引き

　https://www.fi.emb-japan.go.jp/files/100149657.pdf

■犯罪被害に遭ったとき（警察への通報等）

　https://www.fi.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryoji-criminaldamage.html

■スマートフォン用　海外安全アプリ