ストラスブールでは、11月25日から12月24日までクリスマス市が開催されます。各種資料や報道等から留意事項等を取りまとめましたので、ご確認をお願いいたします。
・バ=ラン県庁は、期間中のテロの脅威について「引き続き高いレベル」であるとしています。ストラスブールのクリスマス市では、2018年に銃撃事件が発生しましたが、このような不特定多数が集まる大規模イベントはテロのソフトターゲットとなる可能性があります。
・昨今のコロナ情勢、及び、昨年までのようなコロナ対策は実施されないことから、多くの人出が見込まれます。このような状況で、スリや置引き被害の発生が懸念されますので、貴重品の管理には十分ご注意ください。
・中心部(Grand-ile。以下、「島」。)を結ぶ橋において、セキュリティチェックがランダムに行われます。実施に際し、本人の同意が求められますが、これを拒否した場合は島へ入場できない可能性があります。
・当局による確認検査は、島内においてもランダムに行われる予定です。
・その他、トラム及びバスの運行規制、車両の通行規制や路駐禁止措置などが行われます。
1 ストラスブールでは、11月25日から12月24日までクリスマス市が開催されます。バ=ラン県庁は、テロの脅威が引き続き高いとし、一般的な安全対策について以下のとおり呼びかけています。
・不審物や不審者を発見した場合、速やかに17番に通報する。
・手荷物検査を容易にするため、できるだけ小型のハンドバッグ、鞄、リュックサックを携行するようにする(大きな荷物に対する検査は必ず行われる)。
・スーツケースや鞄等を放置しない、目を離さない。
・スリ被害防止のため、私物の管理を徹底する。
・自転車は可能な限り島内を迂回する。
・駐車等に関する臨時の標識を厳守する。
2 期間中の各種規制
(1)セキュリティチェック
・歩行者及び自転車は、21か所の橋から出入りが可能。
・県条例に基づき、島を結ぶ橋において、警察官又は民間警備員が手荷物検査等を行う。検査に応じない場合、島内への入場が拒否されることがある。
・顔を隠すこと(健康上の理由等の例外あり)、ガラス容器を持ち込むことは禁止。
・同様のチェックは、島内においても警察官等がランダムに実施。
(2)車両規制
・島内では、11時から20時までの間、事前に許可を得た車両以外は通行禁止。
※島への入場口:4か所(Pont de Paris、Pont de la Fonderie、Pont du Corbeau、Pont de l'Abattoir)
※同出場口:2か所(Pont du Theatre、Pont Saint Nicolas)
・スモークガラスを使用している車両は入場禁止。
・島内では終日路上駐車禁止(駐車禁止措置は11月25日11時開始、12月24日18時解除)。
・公共駐車場は、契約者以外の駐車禁止。
(3)公共交通機関
・トラムの運行は、ブログリ停留所が終日閉鎖される等、一部制限される。
・島の外側を走るバスが迂回するなど、路線変更が生じる。
3 衛生対策
マスク着用は義務ではありません。一方で、病気や年齢等で身体の弱い方については、着用が推奨されます。
4 この時期、アルザス地方の各地においてクリスマス市が開催されます。開催に係る情報は、各自治体のホームページ等からご確認ください。
参照
バ=ラン県庁(記者会見資料)
ストラスブール・クリスマス市
https://noel.strasbourg.eu/les-marches-de-noel
クリスマス市関連報道
代表番号:03−8852−8500
(フランス国外からは(+33)3−8852−8500)
メール: consulaire-cgj@s6.mofa.go.jp (領事班専用)
※「たびレジ」に簡易登録した方でメールの受け取りを希望しない方は、以下のURLから変更・停止の手続きをしてください。
(変更)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/auth
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※「在留届」を電子届出システム(ORRネット)から提出した方で帰国又は当館管轄外に移転した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login
※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。