非常事態宣言の延長(グアヤキルほか)

●9月12日、ラッソ大統領は大統領令第561号にて、8月14日に発令した、グアヤス県グアヤキル市、デュラン地区及びサンボロンドン地区を対象とした非常事態宣言を延長しました。

概要は次のとおりです。在留邦人の皆様におかれては、引き続き、身の安全確保にご留意いただけるようお願いします。

1 非常事態宣言の概要

(1)治安が悪化しているグアヤス県グアヤキル市、デュラン地区及びサンボロンドン地区を対象として、8月14日に発令された期間30日間の非常事態宣言を、9月12日からさらに30日間延長する。

(2)非常事態宣言の発令期間中、エクアドル軍は、国家警察との合同治安部隊を編成する。

2 背景

(1)本年1月1日から8月31日までにエクアドル国内で発生した殺人事件数は2,471件。過去10年間で最悪であった昨年同時期の1,291件の約2倍発生している。また、非常事態宣言の対象地域では、本年、全体の約4割である939件の殺人事件が発生している。

(2)本年1月1日から8月31日までに非常事態宣言の対象地域では、72件の爆弾事件が発生している。8月14日未明、グアヤキル市の南部Cristo del Consuelo地区において、爆弾事件が発生し、5人が死亡、16人以上が負傷、8棟以上の家屋が破損した。

【参考】大統領令No.561(2022年9月12日)

https://minka.presidencia.gob.ec/portal/usuarios_externos.jsf

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