スリランカ情勢に関する注意喚起

●13日(水)には、ゴタバヤ・ラージャパクサ大統領の辞任が予定されています。抗議者が参集し、不測の事態が発生する可能性も排除出来ませんので、最新情報の入手に努め、必要な安全対策を講じ、自らの身の安全を確保してください。

●抗議者による大統領府、大統領官邸、首相府の占拠は継続しています。無用なトラブルを避けるためにも同所への立ち入りは控えてください。

1 7月9日、コロンボ市内において、大統領等の辞任を求める大規模な抗議行動が行われました。抗議会場では、催涙弾、放水砲が使用され、負傷者が発生する中、抗議者により大統領府、大統領官邸、首相府が占拠された他、首相私邸は放火される事態となりました。

2 これを受け、全政党党首による会議が開催された結果、国会議長によるゴタバヤ・ラージャパクサ大統領及びウィクラマシンハ首相への辞任要請がなされ、ゴタバヤ・ラージャパクサ大統領は7月13日に辞任する旨を国会議長に伝達し、ウィクラマシンハ首相も党首会議の提案を受け入れる旨を表明しました。

3 7月13日(水)にはゴタバヤ・ラージャパクサ大統領の辞任が予定されていますが、抗議者が参集し不測の事態が発生する可能性も排除できませんので、スリランカ政府の発表や報道に注意を払い、最新情報の入手に努めてください。また、群衆を見かけた場合は、決して近寄らず、十分な距離を取るなど、必要な安全対策を講じ、自らの身の安全を確保してください。

4 また、抗議者による大統領府、大統領官邸、首相府の占拠は、未だ継続されており、12日には首相府内での抗議者グループ同士の衝突により負傷者が発生しています。大統領府、大統領官邸、首相府のいずれも自由に入場ができる状態ですが、無用なトラブルに巻き込まれるおそれがありますので、同所への立ち入りは控えてください。

○問い合わせ先

スリランカ日本国大使館

電話:(国番号94)11ー269ー3831

住所:3rd & 4th Floor, M2M Veranda Office, No.34, W. A. D. Ramanayake Mawatha, Colombo 2

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