ヌルスルタンにおける集団食中毒の発生

ヌルスルタンで集団食中毒が発生しました。64人が受診し、うち52人が入院しました。

 これを受けてヌルスルタン衛生疫学管理局は6月10日、発生源とみられる市内の日本食レストラン「オカザキ」を抜き打ち検査しました。

 その結果、調理プロセスの未分割、材料の切断装置の使用・保管等要件の不遵守、材料や完成した食品の保管原則の不遵守、従業員の病原菌保有検査記録の不備等の違反が指摘されました。

 衛生疫学管理局は今後も食品提供業者に対する検査を継続していくとともに、特に食品の宅配サービスを利用する際、業者の衛生遵守状況に留意するよう市民に呼び掛けています。

 細菌性食中毒予防の三原則は、「細菌をつけない(清潔、洗浄など)、増やさない(迅速、冷却など)、やっつける(加熱が最も有効)」と言われます。

未殺菌の乳製品、加熱が不十分な精肉、洗浄が不十分な青果物の摂取は避けましょう。

 特に、切断された青果物や加工された精肉は感染のリスクが高いので、しっかり洗い、火を通しましょう。

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