7月29日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。
1 カザフスタン国内感染者数等
●累計感染者数は86,192名です。
●累計死亡者数は793名です。
●累計快復者数は56,638名です。
(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。
https://www.coronavirus2020.kz/ru
(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/
2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する報道等は以下のとおりです。
(注)以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。
(1)新規感染者数
●7月28日に新規に確認された感染者数は1,526名(うち無症状656名)です。
(2)検疫・医療等
●最近3日間で、ヌルスルタン市内において52件の検疫違反がありました。
◎52件のうち、16件はマスク着用・ソーシャルディスタンス確保の義務違反、36件は企業の活動時間違反でした。違反に関するデータは商品・サービス品質安全管理部に送られます。
◎ヌルスルタン市警察は引き続き市民に対し、公共の場所での責任ある行動と衛生基準の遵守を呼びかけています。
●スマグル保健省付属「衛生疫学的鑑定・モニタリングセンター」のアルマティ市感染症・寄生虫病局長が、今般の検疫措置延長に関して私見として次の通り述べました。
(当館注:本日午後の領事メイルでお知らせした通り、トカエフ大統領は、現行の検疫措置を、2週間延長するよう国家委員会に指示しました。)
◎同氏は、「今日、コロナウイルス感染症に対する特別な予防策(ワクチンを含む)が欠如しており、それゆえ感染のメカニズムを遮断するためにあらゆる予防策が講じられている。検疫の基本的な目的は、感染の連鎖を断ち切ることである。人が咳をしたり、くしゃみをしたり、会話をする時に大気中の飛沫によって伝染が起こる。感染源になるのは人間だけである」と述べました。
◎同氏によれば、現在の状況下において他人に感染させる可能性のある人が現れた時、基本的な予防策を遵守することが唯一の策であり、同氏は「それがまさにソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用である。こうした措置の一つが検疫である。それゆえ検疫は接触者の隔離といった個人的なレベルで行われるのである。なぜなら、このグループから発病するリスクが最も高いからである。このグループとは、発症した患者と接触した人たちである」と述べました。
◎同氏は、「コロナウイルスの感染が広範囲で起きている状況下で、検疫はまさしく感染拡大を防ぐ手段である。検疫は感染のメカニズムを遮断する助けになる」と付け加えました。
●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007
●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。
(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)
○在カザフスタン共和国日本国大使館
住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district
"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan
電話:+7 (7172) 977-843
FAX :+7 (7172) 977-842
○日本外務省領事サービスセンター
電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903
(日本外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)
(内線)2851
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)
(内線)3047