UAEにおけるサル痘の発生状況(続報:6月2日時点)

UAE保健予防省は、新たなサル痘患者が発生したことを発表しました。

1 WAM(国営通信社)による報道によりますと、UAE保健予防省(MoHAP)は、5月29日に3名、6月1日に4名、新たにサル痘患者が発生したと発表しました。

 UAE保健予防省は声明で、サル痘はウイルス性の疾患であるが、COVID-19と比較すれば、通常は自己限定的なものであり、感染した人や動物(体液や呼吸器飛沫を含む)との密接な接触、あるいはウイルスに汚染された物質との接触によって人に感染することがほとんどであること、また、子宮内の赤ちゃんにも感染する可能性があると述べています。

 また、同省は、すべての地域住民に対し、旅行中は適切な予防措置と慎重な注意を払い、大群衆の中ではより安全に過ごし、危険な行動を避けるように促しました。加えて、UAE保健当局が調査、接触者の検査、健康状態の監視など、必要なすべての措置を講じていることも発表しています。

 同省は、UAE政府からの公式な情報源から情報を入手し、噂や誤った情報の拡散を控えるよう呼びかけ、UAE保健当局が発表する動向やガイドラインに常に注意を払うことの重要性を強調しています。

2 6月2日時点で、UAEにおけるサル痘患者数は最初(5月24日)に確認されてからの総計は8名となっております。当館としても適宜本件関連情報発信に努めて参りますが、在留邦人や旅行者の方々におかれましては、各自予防に努めていただけますようお願いいたします。なお、サル痘の予防法としては主に以下のものがございます。

(1)石鹸と水、またはアルコールベースの消毒剤を使用した手洗い

(2)サル痘を保有する可能性のある、げっ歯類等のほ乳類との接触を避ける

 (※)げっ歯類:ネズミ・リス等の、かじるための歯を持つほ乳類

3 本件について、別途外務省から5月23日付に続き5月31日付のメールで「【広域情報】サル痘の発生状況(サル痘を風土病としない複数国での新規発生)」が発出されております。外務省「海外安全ホームページ」に関連情報が記載されていますので、内容ご確認いただくとともに当地当局の発表に基づいて行動いただくようお願い申し上げます。

(関連記事)

https://www.wam.ae/en/details/1395303053461

https://www.wam.ae/en/details/1395303052263

https://gulfnews.com/uae/health/new-monkeypox-cases-reported-in-uae-1.1653845572691

https://www.khaleejtimes.com/uae/uae-announces-4-new-monkeypox-cases

(外務省「海外安全ホームページ」サル痘の発生状況(サル痘を風土病としない複数国での新規発生))

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2022C046.html

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