ウクライナ情勢に伴う欧州＝日本便の状況、ブルガリアからの国際郵便の状況、及び新型コロナウイルス関連情報（ブルガリア国内の現在の感染状況）

【ポイント】

●現在のロシア・ウクライナ情勢を受けて、欧州各航空会社が日本を含むアジア便の一時運航停止を発表しました。

●JAL及びANAは現時点では欧州＝日本便を引き続き運航しています。

●現在、ブルガリアからロシア、ウクライナ、ベラルーシ、モルドバ宛の国際郵便の発送の受付が一時停止しています。日本宛の国際郵便の発送は、EMSも含め、現時点では受付を行っています

●2月28日発表のブルガリア国内の新規感染者724名、新規死者数24名、陽性率11.04％。

●過去7日間の新規感染者数20,872名

●全国28地域中23地域がダークレッドゾーン。

●過去7日間の死者数440名。人口100万人あたりの過去7日間の死者数世界ワースト9位に低下。

●人口100万人あたりの累計死者数世界ワースト2位。

【本文】

○現在のロシア・ウクライナ情勢を受けて、欧州諸国及びロシアが相互の航空会社に対する自国上空の飛行を禁止する措置を講じたことから、欧州＝日本便にも大きな影響が出ています。これまでに、KLMオランダ航空やフィンエアー等が、日本を含むアジア便の一時運行停止を発表しました。

JALとANAは、現時点で、引き続き、フランクフルト＝羽田便等の、欧州＝日本便を運航しています。しかし、今後、状況が急に変化する可能性も十分にありますので、日本への渡航を予定・検討している方は最新のフライト情報の把握に努めていただくよう、御注意ください。

KLMオランダ航空発表→ https://www.klm.co.jp/information/travel-alerts#crisis-in-ukraine

フィンエアー発表→ https://company.finnair.com/en/media/all-releases/news?id=4196563

JAL発表→ https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2022/other/220224/

ANA発表→ https://www.ana.co.jp/asw/topinfo/info.jsp?infoID=i20220224205430&info_tool_flag=1

○現在のロシア・ウクライナ情勢を受けて、2月25日、ブルガリア郵便は、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、モルドバ宛の郵便の発送の受付の一時停止を発表しました→ https://bgpost.bg/bg/news/3335

また、これとは別に、2月25日、ブルガリア郵便は、新型コロナウイルスの影響により、ブルガリアから多くの国への国際郵便の発送の受付の一時停止を発表しました。日本宛ての国際郵便の発送は、EMSを含め、現時点では受付を行っています。詳細はブルガリア郵便HPで御確認ください→ https://bgpost.bg/en/news/2504

国際郵便事情も、今後、状況が変動するおそれがありますので、十分御注意ください。

○ブルガリア国内感染状況週間統計（2月20日（土）から2月26日（日）の週。当館取りまとめ）

・陽性率：15.54％（4週連続で前の週を下回る）

・新規感染者数：22,520人（4週連続で前の週を下回る。前の週から29.9％減少。3万人を下回ったのは1月2日の週以来7週ぶり）

・死者数：460人（4週ぶりに前の週を下回る。前の週から30.2％減少）

・入院患者増減数：-1,123人（3週連続で退院者が新規入院者を上回る）

・集中治療患者増減数：-88人（2週連続で転出者が転入者を上回る）

＜2月26日（土）＞

・新規感染者数2,903名（先週の同じ曜日から37.1％減）

・7日間感染者数22,520名（29日連続減少。前日から7.1％減）

・新規死者数76名

・7日間死者数460名（7日連続減少）

・人口100万人あたりの7日間死者数世界6位

・陽性率11.99％

・過去14日間の人口10万人あたりの新規感染者数786.4（25日連続減少）。全国28地域中2地域が1000超え（前日から-1）。

・キュステンディル県がダークレッドゾーン脱出

＜2月27日（日）＞

・新規感染者数1,468名（先週の同じ曜日から43.6％減）

・7日間感染者数21,383名（30日連続減少。前日から5.1％減）

・新規死者数25名

・7日間死者数460名（前日と変わらず）

・人口100万人あたりの7日間死者数世界7位に低下

・陽性率14.72％

・過去14日間の人口10万人あたりの新規感染者数755.3（26日連続減少）。全国28地域中2地域が1000超え（前日から変動なし）。

＜2月28日（月）＞

・新規感染者数724名（先週の同じ曜日から41.4％減。千人を下回るのは昨年12月27日以来63日ぶり）

・7日間感染者数20,872名（31日連続減少。前日から2.4％減）

・新規死者数24名

・7日間死者数440名

・人口100万人あたりの7日間死者数世界9位に低下

・陽性率11.04％

・過去14日間の人口10万人あたりの新規感染者数743.6（27日連続減少）。全国28地域中2地域が1000超え（前日から変動なし）。

○2月28日（月）時点のブルガリア国内の感染状況（ブルガリア保健省発表統計）

　検査数　6,559件

　陽性率　11.04％

　感染者累計　1,088,520名（前日比＋724名）

　死者累計　35,482名（前日比＋24名）

　治癒累計　834,344名（前日比＋2,458名）

　アクティブケース　218,694件

　入院中　4,268名（前日比＋35名）

　集中治療中　503名（前日比＋5名）

　感染医療従事者累計　23,268名（前日比＋9名）

　ワクチン接種累計　4,297,604回（前日比＋553回）

　ワクチン2回接種済み累計　2,044,531名（前日比＋196名）

　ブースター接種者累計　686,554名（前日比＋348名）

○ブルガリア各地の過去14日間の人口10万人あたりの新規感染者数（2月28日時点：当館取りまとめ）

全国平均 743.6

＜レベル4（ダークレッドゾーン：500以上）：23地域＞

ヴァルナ 1615.5

ブルガス 1035.0

シリストラ 903.7

タルゴヴィシテ 855.9

ヴラツァ 850.9

ソフィア市 839.7

シューメン 807.6

ドブリッチ 739.0

スタラ・ザゴラ 729.1

プレーヴェン 723.3

ガブロヴォ 686.9

ペルニック 673.1

プロブディフ 665.7

モンタナ 652.0

ソフィア県 644.9

ルセ 639.5

ヤンボル 637.6

ヴェリコ・タルノヴォ 631.8

ロベチ 593.5

ラズグラッド 563.1

スリヴェン 554.9

ハスコヴォ 537.3

ヴィディン 506.0

キュステンディル 416.2

＜レベル3（レッドゾーン：250〜500）：3地域＞

パザルジク 383.8

スモリャン 351.9

ブラゴエフグラド 258.4

＜レベル2（オレンジゾーン：100〜250）：1地域＞

カルジャリ 195.6

＜レベル1（グリーンゾーン：100以下）：0地域＞

○統計サイト「Our World in Data」によると、2月27日時点で、ブルガリアは、人口100万人当たりの過去7日間の平均死者数で世界9位、人口100万人当たりの累計死者数で世界2位です（1位ペルー）。出典はこちら→ https://ourworldindata.org/grapher/covid-deaths-daily-vs-total-per-million?tab=table&time=2022-02-27

○当館ツイッター（日本語）では、詳細な地域別感染者統計表、死者の男女年代別内訳を毎日掲載しています→ https://twitter.com/EmbassyBulgaria

○日々の感染状況の確認はブルガリア政府運営新型コロナウイルスポータルサイトもご利用ください（当館が利用しているデータの出典元です）→ https://coronavirus.bg/

○欧州域内の感染状況（欧州疾病予防センター（ECDC）HP）→ https://www.ecdc.europa.eu/en/cases-2019-ncov-eueea

○現在日本で実施中の水際対策の詳細（厚生労働省HP）→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

○ブルガリアの現在の入国規制（当館HP）→ https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid-19_FAQ.html

○当館フェイスブック「領事・安全情報ページ」では、当館領事メールをその都度掲載しています。これまでに当館が配信した領事メールの確認にご利用ください→ https://www.facebook.com/japanemb.bulgaria.anzen

○外務省の「たびレジ」に登録すると、現地の在外公館からの最新の安全情報を領事メールで受け取ることができます。他国への渡航を検討している方は、ぜひ「たびレジ」に登録して現地の最新情報を受信してください。登録はこちらから→　https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

○海外に3ヶ月以上滞在するときは、在留届の提出が義務づけられています。また、帰国の際は、帰国届の提出をお願いします。登録、変更は、オンラインでもできます。こちらから→ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

○外務省海外安全HPでは、当館を含め、世界中の在外公館がこれまでに発信した領事メールを確認できます。各国の最新の入国規制を含む新型コロナウイルス関連情報の確認にご利用ください→　https://www.anzen.mofa.go.jp/riskmap/index.html

【参考】

■ブルガリア保健省（ブルガリア語）

https://www.mh.government.bg/bg/

■ブルガリア新型コロナウイルス・ホットライン（ブルガリア語）

電話　028078757（24時間）

■日本厚生労働省

○新型コロナウイルスに関するQ&A

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

■外務省海外安全ホームページ（ブルガリア）

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_171.html#ad-image-0