●ウクライナからポーランドへ陸路で退避する邦人を保護・支援するため、2月28日付けでウクライナ国境に近いポーランドのジェシュフ(RZESZOW)に臨時の連絡事務所を開設しました。ポーランドへの入国手続、ポーランド側の状況等についてご相談がある方は、ジェシュフの同連絡事務所又は在ポーランド日本国大使館までご連絡下さい。
●ウクライナ側の国境通過地点の状況は流動的ですが、ウクライナ出国希望者が長い列をなしており、数時間から数日を要するとの情報があります。現在、夜間の気温は氷点下を下回ります。長期間の屋外での待ち時間に備え、十分な防寒具・食料等の用意をお願いします。また、移動に際しては、当館や在ポーランド大使館が提供する情報やウクライナ及びポーランドの関係部局の公開情報等を参照しつつ、移動手段と安全性の確認をお願い致します(国境検問所の手前で車を放置したまま、徒歩での越境に切り替えた事例も生じております。)。
1 ウクライナからポーランドへ陸路で退避する邦人を保護・支援するため、2月28日付けでウクライナ国境に近いポーランドのジェシュフ(RZESZOW)に臨時の連絡事務所を開設しました。連絡先等は以下のとおりです。
なお、日本在住の日本人やウクライナ人の方からの、ウクライナに滞在する親族に対する日本入国のためのビザの発給やウクライナ出国支援に関する照会は、外務省領事局外国人課ウクライナ担当にご連絡ください。
また、日本人配偶者の親族については、ウクライナ周辺国を含む第三国で申請が可能ですので、これらの各国の日本大使館にご相談ください。
住 所:「Hotel Metropolitan Rzeszow」
ul.Juliusza Slowackiego 16, 35-060, Rzeszow, Poland
電 話:+48 691 898 025
メール:cons@wr.mofa.go.jp
(外務省領事局外国人課ウクライナ担当)
電 話:(外務省代表)03-3580-3311からの呼び出し
メール:visaukr@mofa.go.jp
【参考】陸路にてポーランドに退避される場合の注意点(2月26日付け領事メール参照)
(1)在ポーランド日本国大使館からのお願い
ポーランドに入国予定の方は、不測の事態に備えて、事前に在ポーランド日本国大使館に以下の事項についてご連絡ください(同行家族がいる場合は同行家族の情報含む)。
○氏名(旅券表記)及び性別
○生年月日及び出生地
○旅券番号
○旅券の有効期限
○入国予定日時及び国境検問所名
○交通手段 ※車両で入国される場合は、以下1(4)参照。
○連絡先(携帯電話番号、メールアドレス等)
○ポーランド入国後の滞在先
○第三国への出国希望の有無
(2)ポーランド入国に際して必要な書類
ウクライナから陸路にてポーランドに入国する際は、自分の身分を証明できる書類が必要ですが、ポーランド政府によると、必ずしも有効な旅券である必要はなく、有効期限が切れた旅券や滞在許可証などの提示でも入国が認められるとのことです。ただし、有効な旅券を提示する場合、ポーランドで滞在できる期間は90日間となりますが、有効な旅券が提示できない場合は、ポーランドで滞在できる期間は15日間となります。
また、ウクライナからポーランドへの退避者については、新型コロナウイルス感染症にかかる入国後の隔離措置が課されなくなりました。そのため、これまで必要とされていたポーランド入国24時間前に結果が判明した陰性証明、ワクチン接種証明書、6か月以内の回復証明などの提示は必要とされません。
ウクライナ・ポーランド間の陸路の国境検問所及び入国可能な交通手段(今後の情勢次第で変更される可能性があります。最新の状況は、在ポーランド日本国大使館、又は、在ウクライナ日本国大使館リヴィウ連絡事務所までお問い合わせください。(連絡先は末尾参照))
○ Jagodzin−Dorohusk :鉄道、徒歩又は自動車
○ Ustilug-Zosin :自動車又は徒歩
○ Uhryonow- Dolhobyczow :自動車又は徒歩
○ Rawa Ruska-Hrebenne :自動車又は徒歩
○ Hruszew-Budomierz :自動車(3.5tまで)又は徒歩
○ Krakowiec-Korczowa :自動車又は徒歩
○ Szeginie-Medyka :自動車又は徒歩
○ Moscjska-Przemysl :鉄道
○ Chyrow-Kroscienko :自動車又は徒歩
(4)車両でポーランドに入国する場合に必要な証明書類
○運転免許証
○所有権証明(車検証等)
○排気ガス検査
○保険証券(含むグリーンカード)
(5)ウクライナからポーランドへの陸路での退避については、在ポーランド日本国大使館、同ジェシュフ連絡事務所、又は、在ウクライナ日本国大使館リヴィウ連絡事務所までご相談ください。これ以外については、在ウクライナ日本国大使館にご相談ください。(連絡先は末尾参照)
2 現在、ウクライナ全土に危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を発出しています。既に一部主要航空会社は運航を取りやめており、今後、他の航空会社にも運航停止の動きが急速に広がるおそれがあり、空路での出国が困難となる可能性があります。未だウクライナに滞在中の方は、直ちに安全な方法で退避してください。同国への渡航は、目的を問わず止めてください。
【連絡先】
住 所:「Hotel Metropolitan Rzeszow」
ul.Juliusza Slowackiego 16, 35-060, Rzeszow, Poland
電 話:+48 691 898 025
メール:cons@wr.mofa.go.jp
(在ポーランド日本国大使館領事班)
住 所:ul. Szwolezerow 8, 00-464, Warszawa, Poland
電 話:+48-22-696-5005(開館時間(09:00〜12:30、13:30〜17:00)のみ)
+48-22-696-5000(閉館時間、電話対応は委嘱業者がまずは伺います。)
メール:cons@wr.mofa.go.jp
HP:https://www.pl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryouji.html
電 話:+38(050)335-7225、+38(050)336-1176
住 所:「Premier Hotel Dnister」
Mateyka Str.6, Lviv, 79007, Ukraine
電 話:臨時 +38(050)335-7247、代表 +38(044)490-5500
領事メール:ryouji@kv.mofa.go.jp