●ジョージア国内の新型コロナウイルス感染症の拡大状況は深刻です。在留邦人の皆様は、帰国も選択肢とした安全対策を検討の上、可能な限りの感染予防に努めてください。
●現在、新型コロナウイルス感染症に感染した方に対する保健当局や医師からの連絡が滞っています。陽性と判明した後も医師からの連絡がなく、救助が必要な場合には迷わず【112】に連絡をしてください。
●日本政府は感染症危険レベル3(渡航中止勧告)を発出しています。どのような理由であれジョージアへの渡航は中止して下さい。
1 現在の感染状況
ジョージア保健当局の発表によれば、22日の新規感染者数は11,039人、死亡者42人となっており、過去最悪の新規感染者数を更新しています。ジョージアでは従来よりも感染力が強いとされるオミクロン株の市中感染が22日の時点で累計1,509件報告されています。
当地で新型コロナウイルスに感染した場合、医療機関に利用可能な病床が極めて少なく、病状の程度・国籍・保険加入の有無にかかわらず、入院や隔離者専用ホテルへの収容が極めて難しい状況です。
在留邦人の皆様におかれましては、これまで以上に不要不急の外出自粛や、各種制限を遵守するなどして感染予防に努めてください。ワクチン接種済みであってもワクチンの有効性は100%ではないこと、抗体の持続期間が不明であることから、引き続きマスクの着用、3密(密閉、密集、密接)の回避、うがい・手洗いの励行といった基本的な対策を心がけ、各種国内法令や規制は遵守してくださるようお願い致します。
また、新たにジョージアへの渡航を計画されている方におかれては、日本政府は当地の感染状況に鑑み、現在も「渡航中止勧告」を発出していますので、どのような目的であれ渡航を中止して下さい。
2 ジョージア国内で、新型コロナウイルス感染症に感染が確認された場合、通常は以下のとおりの手続きが行われます。
・検査時に申告した電話番号に保健省担当者から連絡があり、まず、住所、氏名、連絡先等の個人情報を聞かれます。この際、かかりつけ医の有無を尋ねられます。かかりつけ医がいないと答えた場合、外国人には英語で対応可能な担当医が割り振られます。
・過去数日間に濃厚接触の可能性のある人の名前や連絡先について尋ねられます。
・担当医から電話があり、電話口で症状を質問されます。
・担当医の判断により、自宅待機・療養、隔離施設への搬送、病院搬送のいずれかが判断されます。
・自宅待機・療養が命じられた場合、症状が改善し自宅待機の終了を医師が判断するまで毎日電話にて担当医が状況確認を行います。症状が悪化した際には担当医の指示の元で病院に搬送されます。
※現在、新型コロナウイルス感染症に感染した方に対する保健当局や医師からの連絡が滞っています。陽性と判明した後も医師からの連絡がなく、救助が必要な場合には迷わず【112】に連絡をしてください。
3 発熱や味覚障害など、コロナウイルス感染が疑われる症状を自覚した場合には、直ちに【112】に電話をしてください。【112】は本来緊急用の電話番号ですが、現在は英語対応によるオンラインクリニックへ繋がり、症状等について相談することが可能になっています。
感染の疑いがない状況で、新型コロナウイルスに関して何らかの相談をしたい場合には、
・政府ホットライン【144】
・ジョージア保健省ホットライン【1505】
をご利用ください。
なお、感染が疑われた場合には、可能な限り末尾の当館連絡先にもご連絡いただきますようお願い致します。
○ ジョージア政府による新型コロナウイルス関連特設サイト(https://stopcov.ge/en)
【メール送信元】
電 話:(+995-32)275-2111
メール:consular@tb.mofa.go.jp
住 所:Krtsanisi street 9, Tbilisi, 0114, Georgia
H P:http://www.ge.emb-japan.go.jp/japan/index.html
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