新型コロナウイルス感染症関連情報

ジョージア国内の新型コロナウイルス感染状況は日に日に悪化しています。在留邦人の皆様は、帰国も選択肢とした安全対策を検討してください。

●従来よりも強い感染力を持つオミクロン株の感染拡大が進んでおり、保健当局は警鐘を鳴らしています。

●日本政府は感染症危険レベル3(渡航中止勧告)を発出しています。どのような理由であれジョージアへの渡航は中止して下さい。

1 現在の感染状況

 ジョージア保健当局の発表によれば、18日の新規感染者数は7,521人、死亡者31人となっており、新規感染者数は以前に比べて大幅に増えています。ジョージアでは従来よりも感染力が強いとされるオミクロン株の市中感染が確認されており、18日の時点で累計1,254件のオミクロン株への感染が報告されています。ジョージア国立疾病管理センターは18日の7,521人という新規感染者数が過去最悪の数字であると指摘するとともに、この感染状況に鑑み、2月上旬には1日あたりの新規感染者数が6万件に上ることが予測され、感染予防対策が重要であると警鐘を鳴らしています。

 当地で新型コロナウイルスに感染した場合、医療機関に利用可能な病床が極めて少なく、病状の程度・国籍・保険加入の有無にかかわらず、入院や隔離者専用ホテルへの収容が極めて難しい状況です。

 また、ジョージアでの症例においては感染力の強いオミクロン株に置き換わってきており、ワクチン接種済みの方のブレイクスルー感染や、一度感染した方の再感染も多数報告されています。このような状況では、生活様式、ワクチン接種の有無や過去の罹患状況にかかわらず、全ての方の感染リスクが増大していると言えます。

 つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、これまで以上に不要不急の外出自粛や、各種制限を遵守するなどして感染予防に努めてください。ワクチン接種済みであってもワクチンの有効性は100%ではないこと、抗体の持続期間が不明であることから、引き続きマスクの着用、3密(密閉、密集、密接)の回避、うがい・手洗いの励行といった基本的な対策を心がけ、各種国内法令や規制は遵守してくださるようお願い致します。

 また、新たにジョージアへの渡航を計画されている方や、一時的に出国して再入国を検討している方におかれては、日本政府は当地の感染状況に鑑み、現在も「渡航中止勧告」を発出していますので、どのような目的であれ渡航を中止して下さい。

2 発熱や味覚障害など、コロナウイルス感染が疑われる症状を自覚した場合には、直ちに【112】に電話をしてください。【112】は本来緊急用の電話番号ですが、現在は英語対応によるオンラインクリニックへ繋がり、症状等について相談することが可能になっています。

 感染の疑いがない状況で、新型コロナウイルスに関して何らかの相談をしたい場合には、

・政府ホットライン【144】

ジョージア保健省ホットライン【1505】

をご利用ください。

 なお、感染が疑われた場合には、可能な限り末尾の当館連絡先にもご連絡いただきますようお願い致します。

○ ジョージア政府による新型コロナウイルス関連特設サイト(https://stopcov.ge/en

【メール送信元】

在ジョージア日本国大使館

電 話:(+995-32)275-2111 

メール:consular@tb.mofa.go.jp

住 所:Krtsanisi street 9, Tbilisi, 0114, Georgia

H P:http://www.ge.emb-japan.go.jp/japan/index.html

※「たびレジ」簡易登録をされた方で、メールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続をお願い致します。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete