ポンペイ州でCOVID-19感染疑い例を調査中

12月18日、ミクロネシア連邦政府はポンペイ州でCOVID-19感染疑い例を調査中であると発表しましたので、お知らせいたします。

現時点では感染例として確定されておらず、国民にはこれまで同様、感染予防に努めるよう促しています。

FSM政府発表の概要は以下のとおりです。

・12月6日〜12日にかけてインフルエンザ様の症状が広がったことを受けて検査を拡大していたところ、12月15日、19才男性がCOVID-19検査で陽性を示した。しかし、翌16日の検査では陰性となった。

・このケースに感染性はないが、当該男性は監視下にある。なお、当該男性には海外渡航歴はなく、海外からの帰国者でもない。

・このケースが単に擬陽性であったのか、市中にCOVID-19が広がっていたのかは不明で、さらに調査が進められている。

・当該男性及びその濃厚接触者は自宅検疫中であり、接触者の調査はポンペイ州全体に拡大されている。当該男性の職場も調査中。

・当該男性が率直に申告したことは、社会的に責任ある行動で、政府はこれを評価する。

ポンペイ州では、ポンペイ州立病院でCOVID-19検査が可能である。体調の悪い人はマスクを着用し、診察を受けてほしい。症状としては、熱、咳、鼻づまり、頭痛、のどの痛み、味覚異常、嗅覚異常、呼吸困難、下痢、体の痛み等。インフルエンザに似た症状があれば、COVID-19検査をすみやかに受けること。

・COVID-19ワクチンを接種すべき人で、まだ完全に接種が終わってない人は、すみやかに接種するように。ワクチン接種から6か月以上(ジョンソン&ジョンソンのワクチンの場合は2か月以上)経過している人は、ブースター接種をするように。

・世界ではデルタ株、オミクロン株が広がっている。オミクロン株については不明なことも多いが、これが侵入する可能性にも備える必要がある。政府は全州にCOVID-19検査を拡大しており、国民に予防と感染抑止をお願いする。ワクチン接種、石けんやアルコールを含むサニタイザーでの手洗い、咳やくしゃみの時には口と鼻を覆うこと、呼吸器症状がある時はマスクをすることが求められる。

・体調が悪いときには外出せず、診察を受けること。閉じた場所での密集を避け、家族以外との不必要な接触を避けること。これらの対策はCOVID-19への対策だけでく、その他のウィルスにも有効である。

ミクロネシア連邦政府、ポンペイ州政府は情報提供を継続するので、ホームページ、ソーシャルメディアを確認してほしい。また、COVID-19の信頼のおける情報は以下で参照できる。

- CDC website: https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/about/preventiontreatment.html

- WHO website: https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/advice-for-public

・COVID-19の一般的情報はCOVID-19ホットライン:320-3109、緊急の場合は:(691) 320-2213。

ミクロネシア日本国大使館

HP:https://www.micronesia.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

FB:https://www.facebook.com/embassyofjapaninfsm/