クリスマス・年末年始が近づき、各地で観光客や休暇を過ごす人たちが増える時期となりました。2021年中、当館管轄地域内においては、ニース市を中心とするコートダジュール地域、エクス・マルセイユ都市圏、各都市圏を結ぶ高速道路サービスエリア等で邦人の盗難被害が確認されています。今後、観光客等を狙った犯罪の増加が予想されますので、十分ご注意ください。
【邦人被害事案の例】
○海辺で写真を撮ろうと手に持っていた荷物を地面に置いたところ、男に持っていかれてしまった。
○海辺を歩いていた際、知らない男に声をかけられ話に夢中になっていると、別の人物が気づかないうちに背後から近づいてきており、肩掛けのバッグを盗まれそうになった。
○美術館の駐車場に車を駐車し、美術館見学後に駐車場に戻ってきてみると、車のガラスが割られ車内に置いてあった物品を盗まれた。
○レストランのテラス席で食事をしていたところ、椅子の脇に置いてあったバッグを盗まれた。
○スーツケースを持ってトラムに乗車したところ、スーツケース内にいれてあった貴重品が盗まれた。
○宿泊していた施設に空き巣が入り、貴重品を盗まれた。
○高速道路のサービスエリア内に車を駐車し、トイレ等の用事を済ませ車に戻ってくると、車のガラスが割られ貴重品が盗まれた。
○自宅に空き巣が入り、貴重品を盗まれた。
盗難等の各種犯罪被害にあった場合、緊急と判断される場合は「17(警察への緊急通報)」へ通報をお願いいたします。
警察に被害申告を行う場合、最寄りの警察署等に出頭し手続きを行うことができますが、時間的余裕がある場合等については内務省のサイト(仏語)から事前届出を行うことができます。ただし、オンラインでの事前届出についてはいくつか注意点がありますので、以下をご参照いただいた上、ご活用ください。
●盗難等被害にあった際の警察へのオンラインでの事前届出について
財産犯(窃盗、器物損壊、詐欺)、または、名誉毀損・中傷等の被害にあい、犯人がわからないようなケースについては、以下のサイトからオンライン上で警察に対する事前届出を行うことができます。
内務省オンライン事前届出サイト(仏語)
https://www.pre-plainte-en-ligne.gouv.fr/
上記サイトでの届出手順は以下のとおりです。
1. 届出をする場所(警察署・憲兵隊)を選択する。
2. 指定した警察署・憲兵隊から連絡があり、出頭時間等を調整する。
3. 合意した出頭日時に所定の場所に出頭の上、被害届にサインをする。
領事班
Consulat General du Japon a Marseille
70, avenue de Hambourg
13008 Marseille, France
Tel : 04 91 16 81 81
FAX:04 91 72 55 46
E mail: cgm8@my.mofa.go.jp
http://www.marseille.fr.emb-japan.go.jp/
※「たびレジ」に簡易登録した方でメールの受け取りを希望しない方は、以下のURLから変更・停止の手続きをしてください。
(変更)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/auth
(停止)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
※「在留届」を電子届出システム(ORRネット)から提出した方で帰国又は当館管轄外に移転した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。