11月4日付けで、チュニジア政府は、国内の新型コロナウイルスワクチン・パスの運用について次のとおり追加情報を発表しました。なお、運用開始日は12月21日頃からの見込みです。
1 取得可能日
ワクチン・パスは次の期間が満了した後に取得可能
(1)2回接種が必要なワクチン場合は2回目の接種から7日後、またはコロナ感染歴のある人は1回目の接種日から7日後。単回投与ワクチン(J&J)の場合は接種日から28日後。
(2)上記(1)に規定された日数は、対新型コロナウイルス科学委員会の助言に基づいて、保健大臣が変更し得る。また、保健当局はワクチン・パスの効力を停止することができる。
2 ワクチン・パスは、ワクチン接種ポータルの市民エリア(l’ espace citoyen)の次のリンク(https://www.evax.tn)からのみダウンロードや印刷が可能。
当国に入国する外国人及び国外で発行されたワクチン・パス又はワクチン接種証明書を保持するチュニジア人(※定住外国人含む)は、ワクチン・パス、ワクチン接種証明書を専用の変換プラットフォームに読み込むことで、当国のワクチン・パスに変換、これをダウンロードや印刷することが可能となる。
3 ワクチン・パスの有効性及び信頼性は、電子スタンプをスキャンして表示されるデータ(氏名、生年月日)と身分証との適合性によって確認される。
参考
10月22日大統領府発表内容
1 ワクチン接種を完了した外国人を含むすべての18歳以上のチュニジア居住者に対して、ワクチン・パスの取得が求められる。18歳未満の者についても、ワクチン・パスを交付することができる。外国でワクチン接種を完了したチュニジア人・外国人も、ワクチン・パスの取得が可能。
2 官民問わず、あらゆる業種で働く者のワクチン接種完了及びワクチン・パス提示を義務化。
3 レストランやカフェ、ホテル、公的施設、文化行事でのワクチン・パスの提示を義務化。
4 ワクチン・パスがない場合、上記各機関にはアクセスできないこととする。
5 公的機関又は民間企業で働く者は、ワクチン・パスを提示できるまでは、出勤が停止され、その間は無給扱いとなる。
6 各施設側がこの規定を遵守しているかどうかの検査が当局により実施され、違反している場合には罰則が課される。
7 国外に渡航する全ての18歳以上のチュニジア人に対し、ワクチン・パスの提示を義務化。
・チュニジア保健省FB
https://www.facebook.com/santetunisie.rns.tn
・厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
・当館HP 新型コロナウイルス関連情報
https://www.tn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
・外務省海外安全HP
・たびレジ変更・解除
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.htm
令和3年11月8日
在チュニジア日本国大使館